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ドイツに在住する40代のサラリーマンです。IT系企業で働いてます。 だれの役にも立たな…

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ドイツに在住する40代のサラリーマンです。IT系企業で働いてます。 だれの役にも立たない個人的な思考をつらつらと書きます。

最近の記事

スピード違反の取り締まりが厳しいドイツ

ドイツに住んで2年。 すでに8回もスピード違反を切られた。 毎回100€くらい罰金を払っているので、すでに100€近いお金を無駄にした。 ドイツは、というかヨーロッパはスピード違反の取り締まりが厳しすぎる。 ちなみに、もらった罰金はドイツが4枚。 スイスが3枚。オーストリアが1枚。 そのほとんどが「9キロオーバー」とか、「12キロオーバー」とか日本では考えられないレベルの厳しい罰則となっている。 アメリカには20年以上住んだが、その間にスピード違反で罰金を取られた

    • 「日本は給与が安い」は本当か?

      「日本の給与は安い」 近年めちゃ言われているあれは、本当なのだろうか。 確かに、絶対的な額で言うと日本の給与は欧米に比べて大分安いと思う。 現在、ミュンヘンの最低時給は12.4€。 日本円にすると約2千円くらいか。 一方、東京の時給はググってみると1163円らしい。 東京がずいぶん高くなっていてびっくりだが、それでもやはりドイツの方がずいぶんたかい。 自分はIT業界にいるのだが、この業界はやはり他業界より給与は高い。 基本的に新卒でも年収50,000€くらいからスター

      • ドイツはアメリカでは無い

        ドイツに移住して2年が経過した。 ドイツ語は全く喋れるようになっていない。 悲しいけれど、それが現実。 そして、ドイツ社会には全く馴染めていない。 2年住んでも、まだまだなじめる気配が無い。 こんな事があってよいのだろうか。 アメリカには比較的長く住んだが、住んでしばらくしてから 「俺はアメリカが好きだし、アメリカの空気が好きだ」 という感覚があった。 それからアメリカから出ざるをえず、気が付いたらドイツに流れ着いたわけだが、アメリカの時に感じていた「空気が合う」

        • ドイツのイケアの組み立てサービスがすさまじい

          ドイツでもイケアにお世話になっている。 日本でも、アメリカでもお世話になった。 過去15年以上、我が家のインテリアのイケア臭はすさまじい。 日本でもアメリカでも、 引っ越しをする →イケアに行く →必要な家具を買いまくる →家で組み立てまくる →引っ越しのために売りまくる、捨てまくる というのを延々とやってきた。 それぞれが結構大変体力を使う工程であり、その苦労は大変なものがあるのだが、中でも一番の問題点は「組み立て」だ。 イケアの家具組み立てをやった人なら、必

        スピード違反の取り締まりが厳しいドイツ

          続・ドイツで片頭痛と付き合う

          前回の続きです。 さて、その後ちょっと落ち着いたので病院に行きました。 目的はもちろん片頭痛の薬を処方してもらうためです。 (ドイツの病院については書きたい事が沢山あるのでまた次回) さて、ドイツのホームドクターのところに行きました。 「片頭痛持ちなので、スマトリプタンを処方してください(英語)」 助かることに、お医者さんは英語が喋れるドクターでした! 「了解。以前脳の検査とかはした?」 「MRI撮りました。とくに問題なかったです」 「では、処方するよ。50

          続・ドイツで片頭痛と付き合う

          ドイツとアメリカの車事情

          ドイツとアメリカ。 両方とも車大国だ。 でも驚くほど二つの国の車文化は違っている。 <アメリカの特色> アメリカはSUVの国だ。基本はSUV。 フォードはセダンの生産を止める事を表明し、GMもセダンのラインを大幅に絞っている。ともかくセダンは売れず、SUVが売れる。それがアメリカ。 SUVはやっぱり、乗りやすい。そして車内がでかい。 スイスイと物が積めて、高い視線で運転できる。運転しやすい。 自分もSUVに乗っていたから、その良さは良くわかる。 そして、もう一

          ドイツとアメリカの車事情

          ドイツでアパートを契約した話②

          さて、 アパートを探さなければならない。 そうしないと路頭に迷う。ホームレス人間になる。 探す前、周囲の人から散々脅された。 「一つの物件に100人くらいが申し込むらしいよ。それで内見させてもらえるのは10人くらいだって」 「申し込んでも、収入が低いと連絡もしてもらえない」 「金を持ってる若いドイツ人夫婦が優先されるのが現実だよ」 マジか。 日本でも、そしてアメリカでも、まったくありえない話だ。 信じられない。 ともかく、ドイツの賃貸市場は売り手市場らしい

          ドイツでアパートを契約した話②

          ドイツでアパートを契約した話①

          ドイツで最も不動産が高いと言われる町に住んでいる。 本当に高い。笑えるくらい高い。 購入する場合、市内のアパートは狭くて暗い部屋でも、軽く一億円(70万ユーロ)くらいする。 「広くていい感じだなあ」と思う物件は4億とか5億円を軽く超える。 感覚的には東京の相場より3~4倍くらい高い感じだ。 一体だれが買えるのよ? 当然賃貸も高い。いわゆる日本の2LDKくらいの間どりでも30万円弱(2000ユーロ)とかする。 いやいや、どんな金持ちばっか住んでんねん。 みんなど

          ドイツでアパートを契約した話①

          今のところドイツが好きです

          ドイツに来て4カ月経ちましたが、 今のところドイツが好きです。 食事は正直、そこまで美味しくない。ドイツ。 サービスも良くない。日本のサービスは最高。間違いない。 コンビニも無い。買い物は不便だ。ドイツ。 でも、 でも、 正直それは自分にとってはそれらは二次的なこと。 人生をで豊かな時間をすごすという意味では「便利であること」は自分にとっては本質ではない。 自分にとっての本質とは、 時間の流れが尊重されている、という事だろうか。 過去があり、現在があり、

          今のところドイツが好きです

          ドイツで片頭痛と付き合う

          昔から片頭痛の持病がある。 片頭痛は辛い。これは片頭痛を経験した人しか分からない痛さだろう。 自分の頭痛は大抵週末に起こることが多い。これは仕事でストレスを抱えている人に多いパターンらしい。週末に仕事の緊張から解かれて、カラダの何らかの作用で脳の血管が拡張してしまう、という事らしい。 オードリーの若林も仕事が終わると片頭痛になりやすいと言っていた。 一度頭痛になると、大抵1日中苦しむことになる。 ともかく痛い。ひたすら痛い。 痛くて何も出来なくなってしまう。横にな

          ドイツで片頭痛と付き合う

          ドイツに来たら腕時計が欲しくなった話

          仕事の関係で2022年よりドイツに住んでいる。 ドイツに住み始めて数か月経ったころ、自分の中で小さな変化が起きた。 腕時計を身に着けたくなったのだ。 ここでいう腕時計とはスマートウォッチではなくて、いわゆる昔ながらの普通の時計だ。短い針と長い針がぐるぐる回る、そういう時計。 私はアメリカに長く滞在していて、最近ヨーロッパに移り住んだ人間なのだが、アメリカに住んでいる時は時計のことなど全く気にせずに生きていた。 それなのにドイツに来て突然時計が欲しくなってしまった。

          ドイツに来たら腕時計が欲しくなった話

          ドイツに来たからにはクラシックが聴きたいぞ!

          ドイツにきて4カ月。 怒涛のように忙しい日々が続き、ふと一息ついたときに気が付いた。 そうだ、俺、クラシック好きだったんだ。 学生時代からずっと、ヨーロッパのオケを生で聴きたい!と思っていた。 仕事と家庭と人生に忙しすぎて忘れてたわ。 そして今自分はドイツにいて、世界でも最も実力のあるオーケストラや音楽家がそこら中にゴロゴロしている環境に囲まれている。 ヤバいじゃん!  唐突に興奮してきた。 ヨーロッパのクラシック界よ、俺を待っていてくれてありがとう。 今から

          ドイツに来たからにはクラシックが聴きたいぞ!

          耳の病気で人生が変わった話

          2021年、45歳の私は耳の病気をした。 その病気の症状や治療について詳しく書くと長大な話になるので、この場では書かないことにする。 そして現在2023年。私はまあまあ健康な状態で生きている。 しかし、病気以前と以後ではすっかり自分という人間が変化してしまった。 病気が自分をどう変えてしまったかという事を書き記しておきたいと思う。 一つは耳鳴りだ。 最悪な時期は100匹のセミがすぐ近くで鳴いているような音が24時間聞こえていた。それが何週間も続いた。 眠る事も出

          耳の病気で人生が変わった話

          北海道で奇怪な体験をした話

          90年代の後半、私が20代前半のころの話です。 私は某芸能事務所で働いていました。 その事務所はクラシック音楽のアーティストを専門に扱っており、私はある若い東欧出身の男性ピアニストを担当していました。 そのピアニストを「G」とします。 その年の冬、Gのツアーが日本で開催されました。私とGは二人で日本各地のコンサートホールを数週間かけて回ることになりました。 それはツアー日程の中ほどのある日、帯広での出来事でした。 コンサートの終演後、我々はホテルで簡単に食事し、次

          北海道で奇怪な体験をした話