ドイツでアパートを契約した話②
さて、
アパートを探さなければならない。
そうしないと路頭に迷う。ホームレス人間になる。
探す前、周囲の人から散々脅された。
「一つの物件に100人くらいが申し込むらしいよ。それで内見させてもらえるのは10人くらいだって」
「申し込んでも、収入が低いと連絡もしてもらえない」
「金を持ってる若いドイツ人夫婦が優先されるのが現実だよ」
マジか。
日本でも、そしてアメリカでも、まったくありえない話だ。
信じられない。
ともかく、ドイツの賃貸市場は売り手市場らしい。
探す人に対して、物件が少ない。そういう事だ。
市場の論理で当然値段も上がるし、大家の権限が強くなる。
また、政府がウクライナ人の難民を支援して優先的に物件を手配しているらしく、それも賃貸市場に過酷な状況を生んでしまっているらしい。
(誤解の無いように言っておきますが、ウクライナ難民を積極支援するドイツ政府をすごく尊敬してます)
まずはドイツ版SUUMOみたいな https://www.immobilienscout24.de/ というサイトで、物件をいろいろ検索してみた。
ところで、唐突ですが最初に言っておきたい。Google翻訳は最高だ。
ドイツ語のサイトもキレイに英語化してくれる。
Google翻訳なしでは、自分のドイツ生活は非常に過酷なものになっていただろう。Google様ありがとうごぜえます。
スマホでカメラをかざすとリアルタイムで翻訳してくれるやつも最高です。
スーパーに行ったらずっと使ってます。
話がそれた。
ドイツSUUMOの話。
物件を探し始めてまず最初に混乱したのが賃貸料金は2種類に分かれていることだ。
「暖房費なしの賃貸料金(Kaltmiete)」と「暖房費込みの賃貸料金(Warmmiete)」の2種類に分かれている。
たとえば、こんな感じだ。
これは
「暖房費なしの賃貸料」が2,850€。
「暖房費込みの賃貸料」が3,150€。
という事です。
4部屋あり、広さは108㎡という事ですね。
まずよく分からない。なぜ2つの料金が居るのか。
暖房費は固定で大家さんに払うってことか?
じゃあ賃貸料金を2つ提示せず、暖房費込みの料金だけ出していればよいではないか。
というか、暖房費って使う分によって毎月変わるもんじゃないの?
夏はそもそもいらないでしょ?
いろいろ分からない。どういう事なんだ。
続きます。
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