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精一杯を。

こんにちは。

お久しぶりです。

相も変わらず厨房は空かず。

厨房、サークルを読んでくれている方はご存知だとは思いますが使用させて頂ける厨房は確保できたのですが、今は先に使っておられる方がいて、その方が出て行かれたら焼き菓子屋そぼくな。は復活します。(今厨房を自宅に立てておられる際中ですが中々その工事が進まない模様です。なのでいつになるかはわからない、、けれど必ず復活します。)

最初は秋ごろには、とお話で出ていたのですが

結局年明けかな?と伸ばされてしまい、実は絶望していた夏の夕暮れ。(笑)

けれど絶望しても誰かを恨んでも始まらない訳で。

今出来る事をやる!!と決め。

#そぼくなコーヒー焙煎所  をスタートさせた経緯ではありますが、【美味しい瞬間】をお届けするという目的は焼き菓子でもコーヒーでも変わらぬ想い。で。

仕方なく、コーヒー豆販売をやっているわけでは決してありません。

ほんとうに。

受け手側からすれば、どの種類の、どの焼き方も、どの産地も

どのコーヒー豆も【同じコーヒー豆】に映り捉えられるかもしれません。

けれど例えば

そぼくな。が一種類しか売り出していない【イルガチェフェ】でも。

焙煎時間が1分違えば、美味しい表情、口当たりと言うものはガラリと変わってしまう。

焼き時間(焙煎時間)だけではない。

焼いている間の豆の上昇温度が10度違えばどれだけ焼き時間が一緒でもはたまたその美味しい性格、味わいは違う一面をだしてしまう。

豆、一種類から出る【その美味しい性格】の多様性は本当に無限で。

雑に言うと見た目はただの茶色い豆でしかない、コーヒー豆。

けれども、その無限あるおいしさの魅力はとてつもなく面白い、と感じています。

これは焼き菓子よりももしかしたら奥が深すぎて迷路にもなりそうな面白さなので注意しないと焙煎士は迷子になりそうですが、、(笑)

で、

その時間、温度、その時感じる匂い、、全てのここだ!というポイントがそろった時。

コーヒーなんだけれど、

こんなに甘みある香ばしい美味しさ、とろみがあるコーヒーがあるのか(*_*)✨と焙煎した(焼いた)本人が感動してしまう、その多様な性格の一面に触れてしまう時がある。

感動する美味しいってのは心が本当に震えて思わずにんまりしてしまう。

その飲み手のひと時を照らすし、それが積もればその飲み手の人生の一コマを照らし彩る事ができると思っている。


その"理想の味"、"飲んで欲しい味わい"を届けたくって、何度も何度も焙煎する。

あー、ちょっとにがみが出ちゃった。

あー、ちょっと甘みがたらない

あー香りが薄すぎる!!

、、、とか言いながらひたすら飲んで焙煎

飲んで焙煎。。。

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これは焼き菓子もそうなんだけれど、

【理想の味】というか【届けたいその美味しい表情】ってのは

舌に、鼻に、空気感に、、、自分の五感それから頭に描ききっていて。

そこを身体を動かしながら焼き上げて行き届けて行くこと。

もちろん、その日の気温、温度変化、焼き時間、、焙煎指数等

全て記録してデータはとるのだけれども(焼き菓子に関しても庫内温度のデータ焼き時間、毎回取っています)

それでも、その自然の気分?みたいな時があって

想い通り100%の美味しい笑顔を出してくれない時がある。

コーヒーも焼き菓子も。

その時、いつもどうしていたの?

どうしているの?

と、言うと

ヤマトさんの集荷ギリギリまで何度も何度も、焼いている。

完璧なんてこの世の中には無いのはわかっているんだけれども、

それでも、

その時の精一杯を。

その時の一番を。

焼き、お届けしたいと思っている。

なのでロスはめっちゃ出る(笑)


けれど、それでも【その届けたい味わい】と言うものが身体全体に沁み渡っていて。

それをどうしてもお届けしたい。


たかがコーヒー豆じゃないんだ!!とそんな感動がコーヒーを焙煎しお届けする事には溢れている。

そのおいしい表情を味わってほしい。

きっとその感動は人生の一コマを彩れる。


完璧なんてないのは知っているからこそ

その完璧のその向こう側へ、成長を止めることなく

何度も何度もその理想を焼いて。

精一杯をお届けしたくなる。

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お腹たぷたぷになっても、やる(笑)

でも結局、

それが楽しくって楽しくって、

ありがたくってやっているだけで。

やっぱり、

わざわざ選んでくれてご注文を頂ける有難さと

嬉しさと、

なんやろ、だからこそ真剣勝負で焼き届けられる喜びと。

当たり前じゃないからこそ、

大切にしたい。

そんな想いと所作。


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経営へたくそなのかもしれない。

けれども

一歩ずつ、

少しでも

より良い一歩を

職人としても

そぼくな(店)として届けていきたい。

変わらぬ想い。

毎日、毎日、

その時のそぼくな。の

精一杯の美味しい幸せを。

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今日も

少しでもほっと一息美味しい幸せをお届けできますように。


読んでくれてありがとう。

#焼き菓子屋そぼくな

ゆ季



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