子供が不登校になったとき大人の心構え
2024/10/31にこんな記事を見かけました。
家で何をして過ごしているのか、ここがとても大切。
テレビやスマホ、ゲームをしているなら、ある物事に対して興味がないだけ。
特にネットがコミュニケーションの一つにもなったとしても、子供なら簡単に依存して抜け出せなくなる。
そこは家庭でしっかり管理しなければ、ただやりたい事だけで時間を潰すことになりかねない。
休んでいい風潮になっていることは悪い事ではないが、その後のフォローを蔑ろすると子供がダメな方向に流されてしまう。
休ませるなら何をさせるか、何を禁止にするか、ルールは決めるべき。
その中で内心にある「やる気が出ない」は何なのかを探っていくしかない。
本人にもわからないことが多いだろうし、焦らず向き合う根気は親には必要で、学校や場合によっては専門家の助けを借りるのも策だと思う。
昔より共働きで両親が日中在宅していないケースも増えており、それも一因じゃないだろうか。
心の不安定さが1つの原因と言うより、色々な方向から刺激を受けやすい世の中になっている中で、感受性が高い子供が前を向き続けるのは大変かもしれない。
小学生くらいはせめて帰ってきた時に家の中から「おかえりなさい」を親が言ってあげたい。
帰ってすぐ色んな事を言いたいはずだし、色んな事を聞いてもらいたいはず。
こういう積み重ねで心の安定は保たれるんじゃないかと思う。
共働きを前提としない生活が送れるよう、政府は金銭面だけじゃなく、その先にある子供たちの成長を考えて行動に出るべき。
子供の笑顔を作るのは大人の責任、子供の成長を見守るのも大人の責任。
足の引っ張り合いなどしている暇があれば、子供たちを見てあげて欲しい。
他にも不登校になる理由はあって、全てにあてはまる訳ではないので初期対応はとても大切です。
励まして学校に送り出すのが正解の場合もあるし、それが致命的なアクションにもなる場合もあったり、大人としては難しい判断になるかと思います。
正直に打ち明けられる子供はむしろ少ないだろうから、ちょっとした変化を見流さないように一緒に過ごしている時間を大切にしてほしいです。
不登校の話題のついでにこちらも一言。
起立性調節障害も認知され始めて、ようやくサボっていると思われなくなったと安心する家庭が増えたと思います。
起立性調節障害は大体午後には調子が良くなるので、比較的サボりたいから朝辛そうにしているんじゃないかと思われがちで本人は相当苦しいかもしれない。
朝調子悪いのに午後元気になっているお子さんがいれば、できれば小児科、循環器内科、脳神経内科の受診をお勧めします。