英語で学んだこと
田端信太郎さんの「これからのお金の教科書」の感想を書きます
資本とは「自己増殖する価値の運動体」です。
本書「はじめ」より引用
衝撃的な出だしである。この本には資本とは資産とはなにかを何度も述べ、その違いだけでなく、資本をどのように活用し、資産形成の実践を述べている。普段いかに資産について考え、行動していなかったかを痛感した。給与所得者、サラリーマンとして日々の業務に追いかけられ(実際はそうではないが、そう感じている)、お給料が出るのをひたすら待ち続けている生活を続けていたことか。。。今月も、来年もそして退職まで。しかし、コロナ禍のなか、大手企業が大幅な赤字決算の見込みをたてているなか、我々サラリーマンのなんと脆弱な存在なのか。
いまの境遇を憐れんでばかりいられない。これから起こるかもしれない不況(すでに起きているのかも)やリストラから家族を守り、生活を最低限維持していかねばならないのである。この本に1つのヒントを見つけた。
Chapter4「資本を増やして資本主義社会を乗りこなす」
年収1000万円未満ならTOEICのスコアを上げろ
IT職種で勤務している自分にはこれは痛いほど実感している。職探しを本格的にはじめてから、いかに英語のスキルが年収に影響するのか痛感させられた。同じ程度の仕事内容であっても、英語のコミュニケーションのある・ないで大幅に違うのである。企業が内資・外資ではさらにその差が開く。必然的に英語のスキル+外資企業での職探しに吸い寄せられた。いまどきの学生に比べれば、かなり遅い英語学習の開始。単語も文法も簡単なものでさえできない自分を嘆きながら、基本からやり直した。どうにかこうにか、英語の最終面接(しかもアメリカ人の役員!)をアドリブでクリアした。下手な英語のレジメを、徹夜で書いたことが今でも情けなくて泣けてくるwww
英語を学ぶことで得られたのは転職、給与Upだけではなかった。プレゼンや議論の方法、合意形成など国や文化の違いなども超えて、多くのことを英語で学んだ(ような気がします www)
自分にとっての最大の資産は情報を集め、学び、経験を作り、自分の考え・方針を共有するなどの活動そのものではないか。そして、その資産そのものを、次の仕事に生かすサイクルそのものが資本たりうるのではないか、そんなことを考えた。
ありがとう田端さん。そして朝渋。勇気と学びの機会をこれからもよろしくお願いします。そしていつか恩返しします。どういう形かわかりませんが www
編集後記?として
ITの職種でも、業界によって収入の格差がかなりあることを時々耳にします。例えば、旅行業界と金融で同じIT職種でも、かなり賃金格差があるようです。それはやはり各業界の収益構造の違いや、人件費への配分の違いからくるようです。収入がすべてではないというものの、やはりとても気になるもの。もし収入を上げたい、転職をしたいというIT職種のみなさん、あるいはこれからその職に就く予定の方、ぜひ英語、特に英会話を取り組んでください。超ぉーーーおすすめです。決して楽ではありませんが、あなたの強い味方(武器)になってくれます。邪魔にならないうえに、社内のプロジェクトメンバーとしての抜擢や昇格、転職のチャンスにも恵まれる可能性を高めてくれます(エンジンの燃焼を加速するターボ装置)。エンジニアとして優秀なのに、英語が苦手というだけで多くの機会を失う方を本当に多くみてきました。「本当に惜しいい」自分のことでないのに、もったいなくて仕方ありません。ぜひ挑戦してみてください。影でこそこそでいいので始めてください!そして、やってよかったという方、ここにコメントください。みんなのでその挑戦を称えると同時に、その幸せを共有してください。(あっ、でも自分も英語のレベルはまだまだ、へなちょこレベルなのを、予めお伝えしておきますね!)
次はだれが挑戦者に?!