バリアフリー
目指せスーパースター。蕎麦宗です。
自粛休業中にDIYで修繕した店の入り口のステップが馴染んできた。まだ仮完成なので、もう少しデザインを煮詰めて改めて作り直そうとおもっているが、年配のお客さんも全く気付かないでスンナリと歩いて上っていたので、ひとまず合格としよう。これの資金にと、noteのサポートをしてくれた方もいたので、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとう。
人間、歳を取るとちょっとした段差も難儀になるようで、小さな段差ほどかえって転ぶ原因になったりする。お客さんにはご老人も多いので改善はしたい。が、個人的にはバリアフリーデザインには首をかしげたくなる。なぜなら美しくないから。
建築基準法も厳しくなり、そのアオリで建築家の方々はデザインに苦慮していると聞く。手すりが無くたって問題ないところもたくさんあるはず。でなければ*バラガンのあの階段だって成り立たない。
だから、その分人が優しくなればよい。手を差し伸べて体を支えてあげることと、それを気兼ねなく頼めることの方が究極的にはバリアフリーではないか。一人でなんでもできるのは素晴らしいけれど、人に手伝ってもらうことや手伝ってあげることも素敵なことだと思う。
たしかに安全安心は重要。でも大切なことは他にもあるはず。僕は必要以上にそれを求めるよりも『美しい』ことの方が人生の豊かさを産むと思っている。
では、ガンバラナシませう。
*バラガン…ルイス.バラガン。メキシコの建築家。自邸の宙に浮いたように見える階段が有名
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