続 味覚の秋 日本酒①【加賀の菊酒】
目指せスーパースター。蕎麦宗です。
少し前に【味覚の秋 日本酒】という記事を書いた。
あれからひと月経ってまたまた新酒が沢山入荷したようで、馴染みの酒屋さんへ出向いてアルファロメオスパイダーで仕入れてきた。
今回の一番のオススメは《菊姫鶴の里》。加賀の菊酒として有名なこの蔵元、他の日本酒が濾過漂白によって透明になっているところを、あえて黄金色を残している。その菊の花のような色ゆえにこう呼ばれるこの酒のもう一つの売りが熟成。ワインのように絞ってから1年間蔵元で熟成されてから出荷される、という大変手間と時間のかけられた日本酒だ。
一年寝た深い味わいを是非召し上がっていただきたいとともに、さらにもう一年酒屋さんの蔵で寝かせてあった2018年の鶴の里も合わせて仕入れた。蕎麦宗の冷蔵庫も保存の関係で5℃の庫内温度設定。そこからお出しするので、かなり冷酒の飲み始め。牛タタキや出汁巻玉子と一緒にじっくりゆっくりと味わい、常温への味と香りの変化を楽しんで欲しい酒だ。両方を一合づつ並べてチビリと飲み比べるのも良かろう。
グビっとガバッと飲むような子供っぽい酒とは無縁になった、しっぽりと
「うまいなぁ〜」
って、心の中で唸るような大人にこそ楽しんで頂けるのでは、と思う。
ささ、ガンバラナシませう。
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