戻ってきたアルファロメオ
目指せスーパースター。蕎麦宗です。
故障でしばらく自動車整備工場へと入院していたアルファロメオ916スパイダーが退院した。なんだか毎度毎度『帰ってきた…』とか『戻ってきた…』とかそんな題名ばかりだな、っていうか、どれだけ壊れてばかりなの?と思われているでしょうなぁ。
それもこれも致し方ないのは《クセ》つまり既往症があるからで、流行りの言葉で言えば《基礎疾患》と呼んだらいいのかな?!どうにも電気系統が弱いのだ。今回も油量計とメーターパネルが誤点灯したり動かなくなったりって症状。距離とガソリン残量が分からないのでは、走っていてなんとも心許ないし、そのままでは車検も通らない。
そうして入院したのはヨシとして、実は今回もまた預けている最中に治ってしまった。メカニックの方が一生懸命『あーでもない、こーでもない』とやってくれても治らないのに、しばらく放っておくと治る。おそらく原因は湿気で、本国イタリアの気候と異なるこの高温多湿な日本では、ちょっとした接点不良が内部結露で起こるのだろう。なんか方法はないのかな?
しかしながら、幸いにもその点検最中に冷却系の水漏れが見つかった。今回はこの修繕が終わって戻って来たというワケ。27歳にもなるご高齢なクルマだから致し方なく、あちらを治せばこちらに不具合が出るイタチゴッコ。気が付くのに遅れれば、ちょっとした事であっても重症化して、下手すればご臨終を迎えかねないのですよ。いや、これは【抜け毛】の話ではなく、流行り病のご老人の話でもなくクルマの話。なんでもなぞらえて繋がってしまうのは、コロナ脳になってる証拠。自分も病んでるな。
さて、せっかく林さんをはじめ、前オーナー達が手を入れて大事に生きながらえさせてくれたクルマ。そして【正解だらけのクルマ選び】に書いたように、僕自身にとっての終のクルマ。ガレージに置いて眺めるだけの剥製にはしたくない。なんとか令和の《大改修》をして、元気に走って欲しいし、少しでも永く乗りたい。あー、どなたかクラファンでもしてくれないかしら(汗)、と他力本願。
マンボウ(蔓延防止)も伸びてしまって、昼の部【蕎麦宗》の来客もまばら。夜の部《navigatione(ナビ)》に至っては、しばらく営業出来ずに、また休業。いやはや参った。まぁ、なんとかなるだろうけど、このままではやる気だけが失せてゆく一方。
さて、どうしたものか。う〜む、ガンバラナシませう。