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悪い夢

道路にうつ伏せに寝て耳を澄ます
冬の道路は僅かに濡れて冷たさが
頬を張る
僕はどうやら警戒している
誰かが追ってこないかを
目が熱く充血しているのが分かる
今は恐らく早朝だ
いや、ただ人がいないだけかもしれない
見たことがある家の壁が見える
朽ちかけ木製の壁が厳しく反り立っている
僕は何を警戒しているのだ?
誰かに見られる前に立ち上がり
服の土を払い家に戻ろう
いや、ここはどこだ
大量の足音が聞こえてくる
それが次第に近づいてくる

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