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尿もれ・尿ケア

布ナプキンを販売していると、生理のお悩みだけではなく、先日書いたお尻のお悩み(痔)や尿もれのお悩みについてもご相談いただきます。

お尻のお悩みついては↓参照ください。

尿もれについても色んな所で書いているのですが、
そもそも女性の尿道は、なんと3~4cmしかないのですよ!

女性の尿道

男性は16~20cmあるので、単純に男性より女性のほうがもれやすいのは構造上しかたがないとも言えます。

骨盤内は骨盤底筋という筋肉で支えられていますが、運動していなかったら年とともにどんどん衰えていきます。

下図の赤い部分の筋肉が骨盤底筋群です。

骨盤底筋群

骨盤の底(恥骨、尾骨および坐骨の間)に位置する筋肉の総称を「骨盤底筋」と呼びます。
骨盤内にある膀胱や子宮、直腸などの臓器を正しい位置に保ったり、尿道を締めて尿漏れを防ぐなど重要な役割を担っています。とくに女性は、妊娠や出産、加齢により、骨盤底筋の力が弱くなりがちで、このトレーニングは頻尿や尿漏れの改善、また予防にも有効とされています。

https://www.ns.yawata-mhp.or.jp/content/items/68

尿もれ時になぜ布ナプキンを使うのかというと・・・

1.使い捨てのケミカルナプキンや尿パッドだとかぶれる
2.尿パッドを買うのが恥ずかしい
3.生理と違って尿もれはいつ起きるか予測ができず、常に着けている(毎日着けている)ので、繰り返し使えるものにしたい

というお話を聞きます。
毎日のように着けているとやはり、かゆみやかぶれがひどくなる方が多いですよね。

ネットショッピングができないからとお電話でご注文いただくことも多いです。
あとは、娘さんがお母様のためにご購入するという場合も多いですね。

【お客様からのご相談事例①】
”中学生のお子様が笑ったりすると尿もれするので、布ナプキンを使いたい”とのご相談がありました。
都会のように校庭があまり広くない場合や、外で走り回ったりしないお子さんの場合は、筋肉が発達せず、小中学生から尿もれが起きているケースがあるようです。
運動は大切なんだなと改めて感じさせられますね。

【お客様からのご相談②】
”病気の影響(薬の副作用?)で尿もれがひどく、紙おむつ(紙パンツ)が無いとダメな状態になりました。しかし化学繊維のものが気になります。”
とのご相談がありました。
そこで紙おむつをはいた状態で、1枚布パッドを肌側に敷くことをご提案しました。
使用後の布パッドは経血と違って洗いやすいので、軽く水で洗い流してから、洗濯ネットに入れて洗濯機で洗えば、お手入れも簡単!

この時おすすめしたのは、布パッドロング。
おしりの方まで長さがある布パッドです。

幅広タイプもあります。(↑のほうが少し厚みがあります。)


生理の時もそうなのですが、
この「布ナプキンを着ける」という行為が、意外と良い方に作用します。
「もれたくない」という心理が働くのか、それまでの尿もれが軽減することがあります。
また、何層かになっている布の塊をはさんでいることにより、骨盤底筋が刺激され、知らず知らずのうちに少しだけ鍛えられているようです。

紙おむつによって安心しきって”垂れ流し”にしていると、いつまでも垂れ流しが続いてしまいますが、「もらしたくない」という意識が少し持てるようになると変わってくるんですよね。

生理の時も同じです。
使い捨てでも布でもそこに垂れ流しにしていると、ダラダラと続きがちに。
「汚したくない」
「トイレで出したい・出そう」
とするだけでも違ってきます。

人には話しにくいこれらのお悩み、お気軽にご相談くださいね!
どんな商品を選べば良いかなども大歓迎です!


本日も最後までお読みいただきありがとうございました♪
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