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Tシャツや靴下などの繊維製品中の染料
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今日は染料での皮膚障害についてです。
最近はあまり聞かれなくなりましたが、以前はオーガニック系のマルシェに出店していると、オーガニックコットン以外の生地の染料について確認されることがありました。
逆に布ナプキンの肌面で、色付きのものをご要望されることが時々あります。(黒とか赤とかピンクとか…)
そのご要望に応じて、オーガニックコットンを草木染めしたものも作ろうとしたことがありましたが、
生理用品として使用した場合、はやりゴシゴシ洗濯するため、染料もすぐに落ちてしまいます。
いくら草木のような天然染料を使っても、洗濯でも色落ちしないようにするためには、落ちないような化学処理をしなければならず、
布ナプキンの肌面に使用するのは向いていないと思いました。(経皮吸収の面から)
では、ショーツ面の柄の生地は良いの?と思われるかもしれませんが、
当店の布ナプキンの場合、ショーツ面の生地まで5層の生地が重なっています。
直接触れることはないので、「気分が上がる」>「染料を気にする」という考えで製造しています。
布ナプキンだけではなく、吸水ショーツでも、肌面が色付きの物がありますが、膣に触れる部分なのでちょっと気を付けたほうが良いと思っています。
前置きが長くなりましたが、そんなわけで今日は「染料」についてです。
一部の染料でも、皮膚刺激性や皮膚感作性があり、それらが原因で皮膚障害が起こっているとの報告もあります。
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