みうらじゅん「マイ遺品展」に行ってきた。
「チャンスは突然やってくるものだ。」
噂には聞いていたが、本当にその日がやってきた。
急きょバイトが休みになったのだ。
僕はこの時をずっと、ずっっと待っていた。
最近は週6でデイサービスか農業のバイトをしていて、唯一の休みである日曜日は草野球で半日を使ってしまうため、僕のフリータイムは全盛期のピンクレディーに匹敵するほどではないが、限られている。
「2月にしようか、3月にしようか、とにかく行ける時に行こう」と密かに温めていた”この時”が突然訪れた。
僕は車を京都まで走らせて、(ほぼ大阪)
みうらじゅんさんの「マイ遺品展」に行ってきましたよ〜。
このおじさん最高なんです。
「マイ仏教」という本を読んで以来、みうらじゅんさんの知識の深さ、ユーモア、アウトプットの仕方に魅了され続けてきました。
圧巻だったのは、
「アウトドア般若心経」
般若心経の262文字を、街中にある看板から探し出し完成させた超大作!!笑
「しょーもねー!!最高!!」
と声が出そうになるのをこらえながら、でもニヤニヤを抑えきれず写真を撮りました。
*撮影OKな場所がちょいちょいありましたよ!(ちなみに来ている人全員がニヤニヤしていました。)
マイ遺品展では、みうらじゅんさんが集めたものを「これでもか!」と見ることができます。
正直、、時間の無駄です。
でも無駄じゃない時間ってどういうことだろう?
意味のある時間の使い方ってなんだろう。
そんなものはないんじゃないか。
意味の無い時間なんてない。
だとすれば、マイ遺品展は
意味のある時間の過ごし方のひとつだ。
そんなことを改めて学んだ素晴らしい休日でした。
どんどんと年を取っていきますが、”うっとおしいおじさん”にはなりたくないなぁと思います。
いつまでも好奇心を持って何かに没頭できるヒトでいたいです。
できればみうらじゅんさんのように誰かを笑顔にできるおじさんでいたいです。
そのためには感性を鈍らせないように、日々感じることが大切です。
嫌なことがあれば落ち込み、嬉しいことがあれば「また嫌なことがあるんだろうなぁ」と落ち込み、平凡な日々が続けば「死んだ方がマシだ!!」とうそぶきながら。
好奇心を忘れないおじさんもうっとおしいなぁ。
いかんいかん、これは時間の無駄だ。
かくして”自分なくしの旅”は続く。