私にとって丁寧な暮らしとは「小さな幸せを見逃さないように自分をニュートラルにすること」
もうすぐ休職期間おしまい。
「どういう自分でいたいか」を「具体の生活で考えたらどうなるだろう?」と思っていた。そんな時にたまたまmy bestday noteというノートを見つけ、5月に1回目を書いてみたが、あれから随分と自分の心持ちも変わったので、2回目を書いてみる。
自己紹介:私を表すキーワード
なんで星人/したごしらえさん/おもしろがり
子供の頃からなんで星人と呼ばれています。歩いていると「?」と思うことによく出会します。ふと気になったことはすぐその場で携帯のメモに残すメモ魔です。最近はお店ののぼりを見て「大学イモってなんで大学なんだろう?」とメモしました。気になったことはすぐ調べないで「なんでだろうなぁ〜」と自分の中で寝かすことも楽しんでいます。傍目にぼけーっとしているときは頭の中で大体考え事をしています。
仕事もプライベートも準備をしておいて余裕を作っておくことが好きです。 でも、準備した通りに完璧にやり切りたいわけでもなく、臨機応変さも楽しみたいです。こういう自分の性格を「したごしらえさん」と呼んでいます。じゃがいも・にんじん・玉ねぎをしたごしらえしておけば、肉じゃがにもカレーにもシチューにもできるあの感じです。
日常の些細なことに面白みを感じます。人から見たら割とどうでも良さそうなことでもすぐ嬉しくなります。最近だと、卵が片手で割れたこと、ぬいぐるみと夫の寝相が同じだった場面に出会したことが嬉しかったです。
そんな私にとって生きるとは
と思っています。丁寧に暮らすとは、小さな幸せを愛でられるように自分をニュートラルな状態に戻すことだと思っています。そのためには別に手間をかけることは必要ではないと考えています。
理想の1日の過ごし方
朝は手間をかけずにさっぱりと
目が覚めたらまずベッドの中で大きく伸びをして、眠い気分と寝てる間にちょっと固まってしまった体をほぐします。ベッドから起きたら、カーテンを開けて陽の光を浴びます。ベランダに出てボケーっと外の音を聞くのが好きです。ついでに家の空気も入れ替えます。空気を入れ替えている間にラジオ体操をします。やりながら体の各部位の動作確認をして今日の調子を観察します。
運動したら朝ごはん。パンとバナナと牛乳が多いです。ご飯と卵があれば卵かけご飯です。あんまり手間をかけないけど、元気が出るものを食べます。
朝ごはんが終わったら、昨日とっていたメモを日記を書きます。日記って当日書くパターンが多いとは思いますが、私は一晩寝かせておくこと派です。翌日に書くことでちょっと角度を変えて捉えられたり反芻できたりするのが好きです。書きながらコーヒー牛乳をよく飲んでいます。
日記を書いて頭がさっぱりしたところで、身支度へ。スキンケアは朝用マスクでささっと。手をかける時はかける、抜くとこは抜くがちょうどいいです。前日に決めておいた洋服に袖を通します。テレワークでも出社でも眉毛とチーク、リップのシンプルメイクです。長年自分の顔と付き合ってきて、ちょうどいいバランスはこれくらいだと落ち着きました。その分、前髪とピアス・メガネにはこだわっています。
いざお仕事へ
仕事に向かいます。カバンはサコッシュとトートの2つに分けています。サコッシュにはプライベートのものを、トートにはお仕事グッズを。プライベートと仕事は分けたいし、仕事も薄いトートに入る分しか入れないぞという決意です。お仕事は好きですが、頭の中がお仕事ばっかりになってしまうと却って視野が狭まるのであえて分けています。いろんな自分を楽しみたいです。
仕事場は2箇所あって、自分のペースや気分で良いパフォーマンスをできるところを選んでいます。1つ目は秘密基地と呼んでいるコワーキングスペース。肩書きにとらわれずフラットになれる場所です。同じ場所を使っている他の会社の人とのゆるいつながりが心地よいです。もう一つは会社の職場。ガッツリみんなとコミュニケーション取りたい時や会いたいな〜と思う時に使います。こうした使い分けができるのも、職場のメンバーとの信頼関係があるからです。
移動には電車を使いますが、たまに自転車でも行ってしまいます。移動中の時間はどちらも好きで電車では読書、自転車は無心になることを楽しんでいます。
お仕事は発見の宝庫
お仕事はXXXをしています。一時期は「人に喜んでもらう・貢献すること」を大切にしすぎて自分らしさや強みを封じ込めていましたが、今はやることをきちんと丁寧に自分のペースでやることを大切にしています。そうしたら自然と結果はついてくるものだと思っています。アイデアが形になったり、仕組み化して楽になるものを残せたりすると嬉しいです。
仕事中もメモ魔です。思いつくこと・気になること・気持ちが動いたことを随時メモしていきます。何気ないメモでも、たまーにお仕事のアイデアにつながったりします。そのためにやっているわけではないけど、結びつくと「ラッキー!」と思います。
定時を迎えたら、クールダウンで今日の振り返りをします。この振り返りをすることで、仕事でのモヤモヤや解決してないなぁ〜という悩みなどを一旦しまって、この後の時間に持ち越さないようにしています。仕事以外の自分も大切ですからね。
だんだん地に足がついていく帰宅タイム
お仕事が終わったら、一度パソコンを閉じて自分の好きな考え事をします。テーマはその時々ですが、メモしていたものを調べたり紙に落として発散したり、noteにして収束したり…。考えを言葉にすることで、自分の手から離れて観察できる状態になることが好きです。改めて観察することで別の発見することもあります。自分の考えなのに永遠に新しい発見があるのは面白いなぁと思います。
帰り道は日中たくさんのことを考えて回りっぱなしの頭を落ち着かせていく時間です。黙々と歩いたり、街並みを眺めているとだんだんと地に足がつく感覚がします。家族と連絡をとりながら、夕食の準備を分担します。私が作る時はレシピ本を前から順番に作っていきます。メニューを決めるのはあまり得意ではないもので…。苦手なところは頼ればいいと開き直っています。お惣菜だって買いますし、冷凍食品も使います。企業のみなさんありがとう!
帰り道に、趣味のポケカをしにカードショップによることもあります。負けることも多いです。できないことに直面するのは悔しいけど、楽しいです。知らない人と共通の趣味で薄くつながったり顔馴染みになっていて、自分の秘密の居場所です。
ゆったりしっかりおうち時間を楽しむ
帰宅してまず一番最初にするのは、カバンの中身の整理と明日のお洋服決めです。いらない紙や資料を処分してさっぱり気持ちよく明日を迎えます。今日は夫がご飯を作ってくれるので、私はその間に部屋着に着替えて洗濯物畳みと掃除をします。服を着替えるのはおうちモードで肩の力が抜ける感じがします。洗濯物も掃除もそこまで丁寧な方ではありませんが、整っていく過程が好きです。手持ち無沙汰になると大体夫の近くでしょうもない踊りをしたりしてご飯の準備を盛り上げます。
ご飯が終わったら、一呼吸おいてお風呂に入ります。これでもう「後は寝るだけだ〜」の状態になるのが幸せです。夜のスキンケアは朝に比べるとしっかりと。年齢に大きく抗う必要はないと思っていますが、スキンケアをすることはご自愛してあげることだと思っています。
お風呂から上がったら、今日の新聞を読みます。読みながらフーンと思ったことや疑問は近くにいる夫に話しかけます。めんどくさがらずに付き合ってくれるところが好きです。これがしたくて、つい新聞は夜に読んでしまいます。
だんだんと休息へ
寝る時は「今日も面白い発見があったな〜」と思いながら眠りにつきたいと思っているのでベッドに寝転びながら一日の面白かったことや嬉しかったことを思い出します。たまに夫の手を握っておしゃべりもします。真っ暗な中だとちょっと真面目な話もしやすいです。
あー、今日も面白かった!また明日!
書いてみてのメモ
5月時点でも似たような等身大の生活を望んでいたが「慎ましすぎないか?」と思う部分があった。あれから半年経って「等身大の生活こそ望んでいる生活」と断言できるようになっている。人や世間の理想などと比べず、自分がどうありたいかを考えられているのだとしたら嬉しい。
等身大の生活とは書いたが、現在それができているわけではない。変に頑張りすぎたり、自分を蔑ろにしたり・・・。ここに書いてあることが少しでも現実に近づくように、できることから一つずつ変えていこうと思う。