考えごとで眠れなくなってしまったときに思い出した言葉。
普段は割りと寝つきが良いのですが、たまに考えごとに集中しすぎてか、眠れなくなってしまうことがあります。翌日早く起きる必要があるときなどは焦ります。
そんなときに思い出したことを、書きます。
「私は毎晩寝るときに、今日もよく頑張りました。○○(ご自分の名前)、百点!と言って眠るんです。」
もう20年以上前になりますが、お世話になった方が茶目っ気たっぷりにお話になった言葉の一つです。細かくは違っているかもしれませんが、その場面が先日、鮮明に思い出されました。
成功でも失敗でも、反省はその日のうちにすることが大事。でも寝る前には、何でもいいから今日できたこと、良かったことを思い出して、頑張った自分を褒めて締めくくる、改善策・対応策はよく寝てすっきりした頭で朝、明るくなってから考える、という助言だったと理解しています。
まだ若くてエネルギーにあふれ、仕事にばかり集中できた疲れ知らずの頃は、今日の反省もそこそこに、寝る前には明日の段取りを頭の中でシミュレーションし、そのまま眠りについていました。寝付けない、と考えるいとまもなく。
でも最近では、眠ろうとすると、今日あった嫌なことやこうすればよかったとの後悔がさざ波のように幾重にもなって押し寄せることがあります。
しかも芋づる式に、過去の出来事まで想起され、うう、止まらない!それに無意識に対抗しようと体にも力が入り、なかなか寝付けない、ということがあります😢
そんな経験お持ちの方はいないでしょうか?
先日、「僕も最近寝つきが悪くて!」と言いつつ枕に頭をつけると秒で寝入る子どもの顔を眺めつつ、冒頭の恩師の言葉を思い出しました。ふと、横になっているのに首から肩にかけてめちゃめちゃ力が入っていることにも気づきました。
こんな話も聞いたなぁ、すごい人だったよなぁとしみじみ思い出していると、深い呼吸となり、自然とちからも抜けていったようです。せっかく思い出したので、今日できたことを数え上げてみました。
なかなか出てきませんでしたが。それでも、今日は笑顔で過ごせた、とか、相手の言葉に腹を立てずにしっかり聞けたとか、たわいもないことをひねり出しました。
何をしてもしなくても、あっという間に毎日が過ぎる50才間近の私にとって1日を締めくくる時間を持つのは、内容はともあれ、素敵だなぁと思いました。ですので、今宵はこの話がかけたことを、「できたこと」に挙げて眠りにつくことにします!
良質な睡眠のために、寝る前の習慣、独自のお作法をお持ちの方はたくさんいらっしゃると思います。こちらの記事が何か探している方のヒントに少しでもなれば、嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。