2023年の振り返り[趣味の創作編]
[ゲーム編]、[映像作品編]、[マンガ・小説編]、[音楽・イベント編]と続いた2023年の振り返りが、ついに[趣味の創作編]まで辿り着きました。どうしてこんなに長く?
鑑賞した作品だけでなく創作した作品も振り返り、2024年の目標を宣言してみます。2023年の目標は「ケ(ハレとケのケ)」で企画に追われず日常の創作重点でした。2024年はどうしよう。
2大ニュースをピックアップ
「日常の創作重点でした」と言って舌の根も乾かないうちに「ハレ」の話題を2つ。どちらもついなちゃん関連です。
MYCOEIROINK狐面党三幹部そろい踏み
2022年末にリリースされた八蜂鞠ククリさんに続き、涙目コロンちゃん、谷崎カリンさんのMYCOEIROINKもリリースされました。
これでMYCOEIROINK制作のお手伝いも一区切り……なのですが超神社サミットクラウドファンディングのストレッチゴール達成で3人とも感情スタイル制作が決定しています。
詳細は未定ですが(ついなちゃんスペースでアナウンスされたとおり)収録は進んでいるのでお楽しみに。2024年にさらにパワーアップする狐面党をよろしくお願いします!!
第2回ついなちゃんドゥルル祭りに出展
BOOTHショップ「鏡館売店」埼玉県川越にてリアル出展です。
新作として鈴乃ちゃんのアクリルキーホルダー(アクキー)を先行販売しました。多くの方にお手に取っていただけて幸いです。数日前に衝動で増やした色紙も好評だったのはうれしい誤算でした。こちらは次回どうしましょうかねー(何も考えていない)。
アクキーはボイドラ一期生を揃えるべく、安倍広葉くん(とうー太郎)と風花ゆきちゃんのも制作するつもりです。鈴乃ちゃん同様、立ち絵公開、アクキー先行販売、BOOTHショップで販売という流れになると思いますが、現時点では未計画の願望です。
さらにコタローくんも音源が出たら……と思っていたら、蓮鬼ねむちゃん・夢酔じょうこさんがついなちゃんプロジェクトに移籍。蓮鬼ねむちゃんのA.I.VOICE2制作が発表されました。ねむちゃんの立ち絵・アクキーも作りたい、とさらに願望が増えてしまいました。
イラスト
Skebのリクエスト
2023年は2件のSkebリクエストを受領・納品しました。1枚目はSynthesizer Vキャラクタのエレノア・フォルテ (Eleanor Forte) さん。AHSさんでの取り扱いがない英語音源なので日本での知名度は一歩譲るかもしれません。でもキャラ・デザイン・歌声どれも大好きなので、リクエスト先に選んでもらえて光栄です。
2枚目はクライアントさんのオリジナルキャラ柑橘狗/Gānjú Gǒuさん。リファレンスや作例をたくさんいただけたのでそれらを参考にしつつ、自分なりにセクシーにしてみました。イメージカラーがオレンジなところから夕方のビーチにしたのはいいアイディアだったと思っています。日も暮れて人も少なくなってきたビーチというシチュエーション。ドキドキしますね?
ところでこの2件のリクエストはどちらも海外の方からいただきました。特に英語でのポストはしていないのですが、Synthesizer V エレノア・フォルテさんを愛用していたり、2022年にリクエストいただいていたことからつながったのかなと考えています。
ペースも鑑みて2024年は4件くらい描きたいな。というわけで早速PR。
今年もSkebリクエストお待ちしております。短文でお任せでも1万文字みっちり長文でもなんでもOKです!!
立ち絵の公開
ついなちゃんファミリーから3人分の立ち絵を増やしました。MYCOEIROINKに合わせて涙目コロンちゃんと谷崎カリンさんの立ち絵を公開しました。音源制作は依頼をいただいてお手伝いしていますが、こちらは自主的な二次創作です。
それから鈴乃ちゃん。ボイドラ一期生からまず彼女を描いたのは解説動画にSHAREVOX鈴乃ちゃん採用したからです。最低一人=自分が使うので無駄にならないし公開前のテストにもなりますしね。
2023年に大躍進した雪さんことWhiteCULさん。こちらもまずは自分が投稿祭参加動画に使うために描きました。クールビューティ(びえーん)な扱いを受けることの多い彼女ですが、クールビューティーやクーデレ好きなので、それらしくシンプルな服装に変更。表情差分もあえて小さめにしてみました。クールビューティーな雪さん増えろ(圧)。
最後にフリモメン。立ち絵が少ないというツイート/ポストを何回か見かけたのでついに描いてしまいました。私は好きだけど本当に動画を作るまでする人は何人いるんだろう? と若干の不安も抱きつつ公開したら、すでに子作品が25個もあります。「ご利用ありがとうございます」という感謝の気持ちとともに「おそるべしフリモメン……」とポテンシャルに戦慄します(いいぞもっと流行れ)。
公式イラスト企画参加
GUMI2024年公式カレンダーイラストコンテスト (GUMI2024CL) とCoeAvatar Creators Fes 2022 (CACfes) の2件に参加しました。結果はどちらも落選。どちらも自分では気に入っているのですが、他の応募作品と見比べると納得せざるを得ません。
自分の作品を冷静に見ると練り込みが足りていません。先にお題をいただけるSkebの方がしっかりとコンセプトを固めています。次の機会があるならラフを何枚かきるなど試行錯誤を経たうえで「これだ!」という作品を送り出したいです。
Pixiv投稿
数えたら114枚ありました。意外と描いていました。これは自信に思ってよいかもしれません。ほとんどが音声合成キャラです。どんどんキャラが増えてにぎわうしネタにできる概念が飛び交う愉快な界隈。
以前からポーズマニアックスさんの資料を参考に描き続けてきたおかげか、人体は少し慣れてきたかもしれません。最近は、背景資料写真家かさこさんの写真を使って人体以外も描くようにしてみました。しかしこちらはまだまだですね。それから色もよくてセル塗りなのでもっと凝った塗りにも慣れていきたい。
音楽
音楽はカバーを9作、オリジナルを4作作っていました。カバーはShort Ver.も含むのですが、それを差し引いてもよく作ったものです。全部で数曲くらいしか作っていない気分でした。
やっとボカコレなどの企画の力を借りなくても気軽にSynthesizer VやDAWと戯れられるようになってきた気がします。今年はロサ(ROSA)ちゃんのSynthesizer V化クラウドファンディング開催とフリモメンのSynthesizer V発売が決まっているので、二人と仲良く遊べるのを楽しみにしています。
さらに2人お迎えする気なのですがお迎えしすぎで使い切れていないという反省があります。歌声合成以外の音源・エフェクトプラグインも含めるといったいどれだけの数を死蔵していることやら……。
動画
全部で37本投稿していました。音楽動画が13本と三分の一を占めます。次いでゲーム実況動画が9本、劇場系8本、解説7本という内訳。
あれこれと手を広げているうちに2023年が終わってしまいまたしても〈セレスティアル・キズナ〉シリーズを完結させられませんでした……。A.I.VOICEあかりちゃんリリース時に始めたこのシリーズですが、A.I.VOICE2あかりちゃん出ちゃったよ!
〈ついなちゃんの怪物退治録〉もサンブレイク編を作れず中途半端なことになっているし、2024年はしっかりとこれらの幕を引きたいと思います。2025年にMonster Hunter Wildsが出るので新シリーズを心置きなく遊んで動画にしたい!
小説
Pixivに掌編を2本投稿しました。どちらもついなちゃん関連の二次創作です。閲覧数はイラストの方が多いのですが、こちらはTwitter/Xで感想をいただけたりと違った反応をいただけました。これは閲覧者/読者層の影響ですかね。特に1本目の「狐面党の敵情視察」は思い付きで30分くらいで書いたのに意外な反響があって戸惑った覚えが。2本目の「煙か狐か化け物」は八蜂鞠ククリ誕生祭・虚音イフ誕生祭参加作品。二人のうさん臭いかっこよさをテンポよくかけたのではないかと。
ところでこれはまだ思い付いたばかりで形にならないかもしれませんが、いつも会話劇だけで作っている劇場動画を、字の文をありにしてもおもしろいかもしれないと考えています。自作小説朗読ではなくて、ついなちゃんのボイドラも地の文ありの形式ですよね。あんなイメージです。脚本を書いたことがないのだけれど登場人物の一人称小説と思って書けばいいのかな?
ブログ
2023年2月にはじめたnoteもコンスタントに書き続けられて20記事を超えました。Twitter/Xでは書きにくい文脈が必要な話を、時間をおいて全体を見直しながら書けるので、開設してよかったと思っています。
ずっと書けていないテーマがまだ2, 3くすぶっていますが、このまま温めておこうと思います。自分が文章に設定しているハードルは、他の創作形態よりずっと低いので放っておいてもそのうち書くでしょう。
soc-toolboxのメンテナンス
soc-toolboxのcoeicaではCOEIROINKv2対応のときに派手なバグを抱えたままリリースしてしまいました。慢心するとこういうことになります。でも定期的にリリースできているので2024年もこのペースを保ちたいです。そうそう、どこかでそろそろCOEIROINKv1のコードを削除しようと思います。メンテナンスのペースを保つためには意図的にコードベースを小さくしないと機能追加で肥大化する一方なので。
おわりに
それなりに数は出せているので2024年は1つ1つにもう少し時間をかけていきたいと思います。使いこなせていない道具、学びきれていない本など、手持ちが十分を通り過ぎて持て余してしまっているので、しっかり消化していきたいと思います。そうすれば自然と遊びの幅も増えることでしょう。
というわけで2024年の創作に関する目標は「道具を使い込む」です。自分で作った道具を「磨き直す」ことも必要でしょう。Recotte Studioのアップデートに伴って立ち絵のアップデートもしたいですし。
抱負を述べたところで終わります。こんなに長くなるとは思いませんでした。すべてを1記事で書こうと思った自分が信じられない。よく書ききった、えらいぞ自分。でもこんなに長いのを毎年続けるのは無理なので2024年の振り返り方は考え直さないと(振り返りの振り返り)。
最後まで読んでくださりありがとうございました。気の迷いでサポートしてやるかと考えている方がいらしたら、今は寄付に充てていただければと思います。
※ヘッダ画像はBing Image Creatorで作成