休職3ヶ月目を終えて
1ヶ月更新を止めてしまっていましたが、体調は比較的元気な状態で過ごしていました。
産業医の先生が優しすぎるのか、まだ復職はできていません。
昼寝をすることなく、しっかり夜7時間以上寝れて朝から活動できるような規則正しい生活を送れるようにするための3ヶ月目でした。
3ヶ月目を終えて、2ヶ月目までからの変化をメンタル/生活面、キャリア面の2つの側面に分けて書きたいと思います。
※初めて読んでくださる方へ
適応障害と診断され休職中の会社員で、現在休職3ヶ月目が終わったところになります。
休職の背景などは以下をご参照ください。
2ヶ月目までの変化については以下ご参照ください。
1.メンタル/生活面
1-1.傷病手当がおりない不安でどん底へ
休職3ヶ月目に入った段階では、まだ一度も傷病手当がおりておらず、この3ヶ月の中でも特に気持ちがどん底まで落ちている状態でした。
もう何もしない方がお金がかからず良いのではないか、何かをやろうとするからお金の必要性を感じて追い詰められるのではないかと思って、2日間まるまるベッドからほとんど動かない日がありました。
でもこのままの状態で居続けることがしんどくなってきて、ジャーナリングを再開して、お金の不安の正体と向き合うことにしました。
なぜ不安なのか、傷病手当の手続きの不備はなかったか、お金が出ていくためにできることはないか、増やすためにできることはないかを全部ノートにアウトプットしていく中で、落ち着きを取り戻しました。
しばらくは不要な物の処分やサブスクの見直しなどを徹底的に行っていたのですが、不安を感じ始めて1週間後に初めての手当が入り、なんとか貯金を取り崩さずに生活できる安心を得ました。
それ以降はお金の不安ばかり感じていないで、自分が夢中になれて将来の投資になることをしようと考えを切り替えられるようになりました。
そこから、スクールに入って勉強することを決意します。その詳細については、キャリア面のところで触れようと思います。
そして、スクールに入ってからはメンタルが落ち込んで元に戻れなくなることは一度もなく過ごせるようになっています。
1-2.安く買える食材で自炊していたら自律神経が整った
3ヶ月目に入った段階でお金の不安が強くなったので、自炊のギアが再び入りました。
できるだけ食費をかけないようにと、安定的に安い食材を買うようにしていたら、食物繊維が比較的多めの腸活生活になっていました。
もやし、きのこ類(ほぼぶなしめじ)、小松菜、豆腐、バナナ、ヨーグルト、玄米(去年のふるさと納税のおかげ)、さつまいもがスタメンでした。
産業医の先生にも言われたのですが、腸内環境が自律神経を整えることにつながっていくので、腸に良い食材を積極的にとっていくことはメンタルの安定や生活リズムを整えるのに良かったみたいです。
食物繊維の多い食材は満腹感を得やすいことが多いので、他のものを買って食べてしまう事もなく最終的な食費も安く済むようになりました。
自律神経が整ったおかげなのか、自然と23時ごろには眠気が来るようになり、睡眠導入剤の力を借りずに寝られるようになりました。
朝も6時〜7時台には起きて、勉強から1日をスタートさせられるようになりました。
1-3.自炊習慣がとまるパターンの把握と対策ができるようになった
休職当初のnoteで、長年サボっていた自炊を復活した話を書いたのですが、やはり気を抜くとできたものを買ってしまうことがありました。
そのため、節約のギアを入れたタイミングで自炊をやめてしまう原因の把握と対策を講じるようになりました。
傾向① 皿洗いを溜めるとやらなくなる
┗対策:皿洗いを毎日書き出すタスクの中に含めてしまって、消す快感を得ることを習慣化する
傾向② 玄米を炊くまでの作業がだるくてやらなくなる
※炊飯器を捨ててしまい土鍋しかない&下準備として数時間の吸水時間が必要
┗対策:皿洗いの流れで玄米の準備までやり切る。それでも面倒な時は、冷凍うどんや作るラーメン、パスタなどの麺類のストックに頼る
傾向③ 安い食材だけを買うと食べたくなくて自炊しなくなる
┗対策:上記の安いスタメンは買うが、別に高くはないなら食べたい食材も買っていいことにした
傾向④ 使いかけの食材が傷むとやらなくなる
┗対策:使いかけの生鮮食品は、開封後冷凍庫へGo
2.キャリア面
2-1.カジュアル面談を活用し、キャリアコーチングの機会に
転職サイトやキャリアSNSなどを活用して、毎日最低1件はカジュアル面談を入れるようにしていました。
転職するしないに関わらず、自分が他の会社で通用するのかの価値の確認、強みが発揮されそうな仕事はなんなのかを確認する場として活用していました。
また、ただ面談するのではなく、この後転職した方が良いと判断したタイミングですぐに動き出せるような接点作りにもしようと思っていました。
カジュアル面談から接点を持てる会社だとスタートアップ・ベンチャーに偏ってしまうところはあります。
ただ、事業フェーズやチームの体制などには各社差があるので、自分がそこに入ったらと想定して、また休職しないで済む仕事内容や環境はどういうものなのかを見極める時間にしていました。
自分が興味を持って質問が湧き出てくるポイントがあったり、自分のことを話した際に想像以上に肯定的に捉えていただける話があったりと、面談を通じて自己理解を深めていくことができました。
休職している状況はお伝えするようにしていたのですが、継続的にお話をさせてくださいと言っていただける会社もあって、勇気づけられました。
そして、この3ヶ月どんなに考えても、結局休職するような状態にまでなったのは自分が悪かったのではないかに着地して、環境面については客観的に冷静に捉えられなかった部分が多くありました。
しかし、いろいろな方とお話ししていくうちに、会社というよりは個人としての意見で、踏み込んでお話を引き出してくださる方もいらっしゃいました。
そこで、全てが私自身に原因があるのではなく、組織体制の問題もあるということを気づかせてもらいました。
その体制を変えるために自分がヘルプを出す(外部の方に業務委託としてサポートに入ってもらうようにできないか上司に相談した)のが遅すぎたなとは思うものの、何もせずに休んだわけではないので良しとしようと少し自分に優しくなれました。
2-2.スクールに入会して、今後のなりたい姿に向かって歩き始める
体調もメンタルも安定してきたので、復職の準備、そして次のキャリアを考えるアクションを加速させようと思うようになりました。
自分のアイデンティティをおびやかしてまで、合わない人や組織に自分の働き方を規定されるような生き方はしたくないと強く思うようになりました。
そんな時になんとなく参加したスクールの無料体験でカウンセリングを受けたのですが、自分の口から「自分の人生の舵を自分で握れるようになりたい」から現状を変えたいという言葉が出てきました。
現状に対して強く拒否感を感じると、こうも言動が変わるのだと自分でもびっくりしました。
カウンセリングで出会ったプランナーさんたちの後押しもあり、そのスクールで自分のこれから歩んでいきたいキャリアの方向性を見つけていくことにしました。
お金の心配はありましたが、リスキリングの補助制度を使って安く学び始めることができたので踏み出せました。
動画で学ぶ講座以外にも、利用者の方が自主的に開催されているイベントに参加してみたり、SNS上で交流したりする中で、他の方から刺激を受けて前を向いて成長していける環境を手に入れることができました。
その中で、ロールモデルとなるような方々に出会うことができています。
社会人になってからの大半をリモートワークで過ごし、会社というコミュニティが全てだった私にとっては、こんなキャリアの積み上げ方、進路変更もありなんだと知れるきっかけになりました。
このスクールの中でのアウトプットは評価される機会も多いですが、仕事と違って失敗の概念がなく、思いっきり試せるのも休職中の私にはリハビリとして最適でした。
入会後の3日間だけでもマインドセットや固定観念を大きく揺さぶられる経験になったので、これから1年でどのくらい自分が変わっていけるのか、キャリアの方向性を見つけていけるのかが楽しみです。
また、スクールの詳細は別のnoteで書きたいと思います。
復職について
先日産業医面談をして、復職に向けて社内調整を進めていく許可がおりました。
ただ、次回の産業医面談の段階での私の調子で最終的な復職可否と日程が確定するようなので、復職そのものはまだまだ先の所感です。
復職しても継続して学び続けられるような生活習慣を続けていけるように、取り組んでいきます。
4ヶ月目を終える前にnoteまた出せたらと思います。
引き続き読んでいただけたら嬉しいです。
温度差が激しい日が続きますが、皆様お身体にはお気をつけてお過ごしください。