オリーブの塩漬け作り覚え書き
この記事を書くに当たってタイトルを「OLIVE des OLIVE」にしようと思ったけどとどまりました。ググったらまだ健在だったね。懐かしい。
ちなみにわたしはHYSTERIC GLAMOURでした。
うちの職場の敷地内にオリーブの木が何本かあるんです。娘を妊娠するまでの数年、断りを入れて個人的に楽しむ量を摘ませてもらってたんですね。
で、昨年から一緒に働いてる同僚が興味を持ってくれたので、久しぶりにオリーブの塩漬け作るぞー! っていう運びとなりました。
材料とか
・オリーブ
・苛性ソーダ
・水と塩
・木製菜箸
・プラスチックボウル
・密閉容器
・瓶容器
・スケール
器具はアルミっぽいのを避けてます。
ステンレスは大丈夫かなと思ったんですけど、まぁプラスチックのボウルあるから別にいいの。
採取
まずはオリーブの採取。
たわわに実ったやつらを収穫しようじゃないかと。取り尽くしてやろうじゃないかと。
若く青い果実のうちにやっちゃろうやっちゃろうと思っていたのに、いつの間にか色づきはじめたため大慌てで収穫。
カメムシの位置を把握しながら気をつけて摘む。
選果
虫食いと傷がひどい実だけ取り除き、まぁこれくらい平気やろみたいなオリーブちゃんは採用しました! 判定ガバのガバ。
渋抜き
今回オリーブの塩漬けを作るために一番困難だったのがこの過程。
何が大変かって、苛性ソーダの入手。
苛性ソーダとは?
販売している薬局とそうでない薬局があるのもネックなんですけど、劇物指定されてるので印鑑とか本人確認とかしなきゃいけない。
それが面倒で、オリーブの塩漬け作ろうかな~の気持ちになってから1ヶ月近く気持ちを持て余してたのは否めない。
まぁそれで諸々を経て、苛性ソーダ入手しました。
正直こんなにいらないっつーね。
500gで600円でした。
10年前は450円だったけど、物価が上がったのか販売元の違いかは分からないです。
渋を抜く
さぁ! これから渋を抜きます!
だいたいオリーブの実と同じ分量の水。
今回はオリーブが880gなので、水は880cc。
そこに1.8%の苛性ソーダを混ぜて、苛性ソーダ水を作る。
というわけで、約16gの苛性ソーダを水にどぼん。
入れた瞬間熱を持ってしゅわわわ〜ってなるから気をつけて。目とかに入らないようにね。肌に飛び散らないようにね。溶けるぞ!!
水が落ち着いたらオリーブを入れます。
ここから数日、渋を抜くため放置の日が過ぎます。
翌日~3日程度
できれば水道水かけ流しがしたかったんだけど、今回は職場で作業したので断念。以前は自宅でやったので義母の目の届かぬ場所で水道の水出しっぱなしにしていました。ごめんなさい。
職場にいる時間は何度かお水を取り替えてたよ。子どもの様子を見るが如く2時間に1回は離席していました(ダメ職員)
3日目、茶色い水は透明に。
塩漬け
いい感じに渋が抜けたので次は塩漬け。
1000ccぐらいのお水を用意して4%の塩水を作ります。つまり40gの塩。
3パック1セットの保存容器にごろごろごろ。
いい感じに分けることができました。すき。
水も誂えたように分けることができました。
やったー! すき!
ここから2日ほど冷蔵庫で冷やします。
職場の冷蔵庫へ放置!
土日挟んで週明けに再びあいまみえようぞ。
・
・
・
週明けどころか一週空け。
なんだかんだで10日ほど放置してしまった。
まぁ塩漬けしてるし大丈夫だな。
この3ケースを自家消費するのちょっとアレなので1つは近所の食堂のお姉さんに、もう1つは瓶詰めにして実家の母に送ることにしました。
とりあえず一度塩水を取り替えます。
前回と同じ濃度(4%)の塩水を作っておく。
母に送るために瓶を熱湯消毒。
瓶は水のうちから入れて、沸騰後5分程度ぐつぐつする。熱いからトングで取ってね。
お姉さんにはそのまま持っていきました。
唐揚げ定食食べたんですけど、オリーブのお礼にコロッケつけてもらっちゃった。えへえへ。ちょう美味しいコロッケ。
ということで、オリーブの塩漬け作りはこれでしまい。なんだかんだで半月。
味見をお願いした職場の同僚からは美味しいと太鼓判を頂きました! やったね!
おまけ
おまけ。簡単ピザを作ろう。
市販のピザに 追い するだけのやつです。
材料
・市販のピザ
・オリーブの塩漬け
・トマト
・ピザ用チーズ
まずオリーブの塩漬けを種抜き器で種抜きします。
包丁入れてクルッて取ってもオッケーなんですけど、わたしは不器用なので文明の利器に頼ります。
まぁ言ってしまうと、市販のピザに上記の材料全部散らして食べるっていうだけなんすけど。めちゃめちゃ美味しいよね。これがひと手間ってやつ(?)
はい、美味しくできあがりました。
いただきまーす!!!
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