インターネット絵描きたちの作品は本当に価値があるの?AIの時代に一緒に考える
こんにちは、ぱすてるみんとです!私はもともと同人作家で、今は3D作品で活動している趣味人です。
今日は、私たちインターネットの絵描きさんたちがAI時代に「本当に価値があるのか?」っていうテーマについて話してみたいと思います。
最近、AIについての議論がずっと続いていますよね。AIが作った作品がアートとして価値を持つのか、それともただの模倣なのか、いろんな意見があります。でも、その中で少し見落とされている部分もあるんじゃないかなって感じるんです。たとえば、「絵描きさんの描く絵は全部素晴らしい!」っていう前提で話が進んでいること。でも実際には、ちょっと見たくない現実に蓋をしている部分もあるかもしれませんよね。
AIの存在が私たちに問いかけているのは、デジタルで簡単にお絵かきができる時代において、私たち絵描きの価値、そして私たちの作品が本当に価値があるのかどうかっていうことだと思うんです。その価値が良い方向に進んでいるのか、そこも大切ですよね。
インターネットの絵描きの価値とは?
昔は、アートの「価値」といえば技術力とか希少性、あとは作り手の経験が大きな要素でした。でも今は、インターネットとデジタル技術のおかげで、誰でも気軽に作品を発表できて、たくさんの人に見てもらえる時代になりましたよね。
特にSNSが普及して、多くの人がイラストや漫画をシェアして、それが評価される機会も増えました。だから、「技術の高さ」や「希少性」だけに頼る価値の基準が変わってきているんじゃないかなって感じます。私たちも、新しい視点からアートの価値を考え直す必要があるのかもしれませんね。
デジタル絵の再評価と新たな基準
デジタルで描かれた作品を評価するとき、ただ「美しさ」や「技術的な完成度」だけで判断するのは、もう十分じゃないこともありますよね。だって、AIが簡単に美しいイラストを作れるようになった今、技術だけで評価するのはなんだか違うかなって思うんです。だからこそ、これからのイラストや漫画には、作り手の個性や人間味、そしてその作品が持つ独自の視点やメッセージがもっと大切になってくると思います。
それに、インターネットを通じて発表された作品の価値って、見る人とのつながりが生むものでもありますよね。SNSで作品を見て共感したり感動したり、誰かの心に響いたりするなら、それってもう「価値がある」って言えるんじゃないかなって思います。
私の体験とデジタルお絵かき文化の価値
正直に言うと、デジタルお絵かき文化に対して少し批判的に感じることもあるんです。特にアナログ絵に対する称賛が強くなってしまう部分があるのは、私自身の体験からきているのかもしれません。
昔は紙にコピックやカラーインクなどを使って描いていたけど、今ではそういったアナログな道具がまるで忘れられたように感じることがあって…。それでも、早い段階でデジタルに移行せざるを得なかった私にとって、アナログで描き続けている人たちは本当にすごいし、尊敬しています。だから、そういう人たちの存在が議論から外れているのを見ると、やっぱり少し寂しいなって思うんです。
実は、私がアナログ絵を称賛し、デジタル絵に疑問を感じている気持ちって、AIに反対している人たちの感覚に少し似ているのかもしれません。新しいものが登場すると、過去のものを良いものだと感じてしまうことってありますよね。でも、そういう気持ちにきちんと向き合って、自分の中にある偏見や感情に気づくことが大事なのかもしれないなって思うんです。
私は今のデジタルお絵かき文化が本当に好きです。同人誌の世界に入った理由も、同じ作品や趣味を共有することで友達ができるってことでした。たくさんの人に出会って、友達を作るその過程が本当に楽しかったんです。だから、この文化は私にとってすごく大切で、評価したいと思ってます。
でも、作品そのものの価値を考えると、それが本当に価値があるのかっていうのはまた別の話ですよね。全部の作品が等しく素晴らしいわけじゃなくて、価値があるものとそうでないものに分かれてしまうのが現実です。
それを無視しちゃうと、絵描きの世界全体が過度に理想化されてしまう危険もあると思うんです。もちろん、美しい作品や感動を呼ぶ作品が評価されるのは当然だけど、友達が描いた未完成の絵がすごく好きだっていう気持ちも大切にしたいですよね。そんな気持ちや価値観を、もっとちゃんと表現できたらいいなって思ってます。
再評価の時期における絵描きたちの挑戦とまとめ
AIの登場によって、評価されているのはAIそのものじゃなくて、私たちが過去に描いた作品や活動だと思うんです。AIは私たちの価値を映し出す鏡みたいなもので、その鏡に映る自分たちの姿が本当に価値があるのか、今まさに再評価する時期に来ているんじゃないかな。
この鏡に向き合わないままだと、まるでメイクや服装が失敗しているのに気づかないまま、周りから「なんだか変だな」って思われていることに気づかない、そんなことになっちゃうかもしれません。アートはただ綺麗である必要はないけれど、私たちの作品や活動が正しく評価されるようにしておくことは本当に大事なことです。
これからの時代、私たちが何を伝えたいのか、どうやって自分たちの価値を表現するのかをしっかり考えていく必要があると思います。アートは人々の心をつなぐ手段ですからね。
あなたは、インターネットで見たデジタルの絵で、何か思い出に残るものや感動したものってありますか?そういうことを思い出して、一緒にこの再評価について考えていけたら嬉しいです。
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