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【FX:GBPUSD 2023.9.4】トレードポイント振り返り
今回は、米国時間2023年9月4日のポンド/ドルのトレードポイントについて振り返ってみたいと思います。
直前にNZD/USDおよびAUD/USDをエントリーしていましたが、既に含み益になっており、決済ラインを利益方向に移動できていたため、3通貨ペア目のGBP/USDもエントリーしました。
結果はまずまずの利益を獲得できました。
1. トレード概要
通貨ペア: ポンド/ドル
トレード: ショート
損切幅: 24pips
利幅: 46pips
リスクリワード: 1:1.9
2. 環境認識
2-1.日足の環境
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日足は、7月13日に高値を付けてから、一貫して下落トレンド。
直近では日足のMAに頭を押さえられながら、週足MAを下に抜けたところで、週足付近までの戻しをつけている状況でした。
そんななか、日足レベルでは過去の節目ラインで反発して下落しているように見えます。
2-2. 4時間足の環境
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このような環境下、4時間足レベルでは、高値の切り下げポイントを形成してきました。
また、4時間足MA(水色)が上向きから下向きに変化してきており、週足は引き続き上方向を向いていますが、日足は下向きの状況で上から覆いかぶさるような形になっていました。
2-3. 1時間足の環境
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一時間足では、四時間足レベルの高値切り下げポイントの中で、きれいなWトップを形成しつつありました。
ここは是非売っていきたい場面ですが、注目すべきは黄色のラインでした。
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黄色のラインは、一時間足Wトップのネックラインのラインであると同時に、日足レベルで3回止められている強固なサポートラインでもありました。
したがって、私はエントリーポイントに関しては、ネックライン直下ではなく、数pipsのバッファーを設けておりました。
3. エントリー可否の検討
1. 抵抗帯確認
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エントリーポイント付近では、やはり日足レベルのサポートラインが最も大きな抵抗帯となりそうでした。
幸い、一時間足のWトップのネックラインと重なるポイントでしたので、一時間足のネックラインを割ったタイミングでエントリーすることができそうでした。
2. リスクリワード
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いつも通り、チャネル・MA・目立つ高安値をターゲットの候補にしており、今回はターゲットは一時間足レベルで何度も止められている黄色のラインを決済ターゲットとすることを考えていました。
この場合の想定利幅は46pips、損切幅は24pipsでした。
したがって、想定されたRRは1:1.9ですので、2倍を若干下回ってしまいますが、許容範囲でしょうか。
3. レジスタンスラインの有無
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今回のエントリーポイントに関しては、上記の三角印のように複数の効いているいレジスタンスを背にエントリーできる形となってしまいました。
また、四時間足でも明確にサポレジ転換を起こしているポイントが複数ありましたので、レジスタンスラインという観点では問題なさそうでした。
4. 一時間足MAの傾き
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エントリー足の21本前のローソク足は黄色の縦線のところであり、今後数時間かけてレートを切り上げてくることが読み取れました。
しかしながら、現時点では一時間足MAは明らかに上向きでレートを下から支える形になっていました。
ここから3-4時間かけてWトップのネックラインを割ってくるようであれば、一時間足も並行から下向きになると思われ、ショートオーダーを仕込んでおくことにしました。
仮に3-4時間後にネックライン割れでエントリーができた場合には、グランビルの法則のMAの収束・拡散の場面であると言えます。
4. 結果
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結果的には、吹き出しの部分でエントリーにかかるかと思ったのですが、上述の通り、日足レベルのレジサポラインであったため、エントリーラインを下に多少バッファーを設けていたこともあり、一度上昇を試したのちに下落して、そのまま一気に決済ターゲットに到達しました。
本来であれば、より細かいダウを認識して、損切ラインもエントリーの際に調節すべきだったのですが、エントリー時点で既に眠さが限界で、半分寝たような状態でしたので、結局そのまま損切ラインは当初のラインのままショートオーダーが発動したような流れでした。
また、決済ターゲットについても、当初ターゲットラインを超えてもう一段下げていますが、決済ライン引き下げは、今回15分レベルであっても難しいチャート形状でしたし、ターゲットラインで全利確する場合でも、今回実際にターゲットとした節目のレートよりも下に予め注文を入れておくのはなかなか難しかったかなと思います。
今回は以上となります。
皆様の参考になれば幸いです。