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YKK、ファスナーがブレスレットに!Z世代を魅了する「推し色」戦略

☝️この記事はDiscordコミュニティ「ネクストトレンド・ハンティング」の投稿の引用です。このテーマについて語り合いたい方は、以下のリンクから「ネクストトレンド・ハンティング」にご参加ください。

https://note.com/snowflake_note/n/nfa7117381da3

ニュースのまとめ

ファスナー最大手のYKKが、ファスナーを活用した「ファスナーブレスレット」をガシャポンで販売。若者の間で人気の「推し色」文化を意識し、くすみカラー7色で展開しています。この商品はZ世代の高校生や大学生に向けたブランド認知戦略の一環で、リアルな商品展開とSNSを活用した訴求を目指しています。


ポイント1: ファスナーがアクセサリーに変身

YKKの「ファスナーブレスレット」は、樹脂製のファスナーを輪っかにした斬新なアイデアの商品です。実際に開け閉めが可能で、アクセサリーとしても活用できる機能性を備えています。カラビナ販売で培ったくすみカラーのノウハウを活かし、推し色文化に対応するデザインが注目を集めています。


ポイント2: ガシャポンで若年層に訴求

YKKがガシャポン向けに商品を展開するのは初めて。300円で手に入る価格設定とカプセルに収まるコンパクトな設計が、Z世代の心を掴みます。商品はSNS上で交換が盛んに行われ、推し色を集める動きが広がっています。ガシャポンという手軽さが、ブランド認知向上の鍵となっています。


ポイント3: 安全性への配慮と進化するブランド戦略

ブレスレットのコネクタは安全性を考慮し、力が加わると外れる設計を採用。また、内周など細かい部分にも改良を重ね、使いやすさを向上させました。従来の中高年層向け認知を脱却し、若者にYKKブランドを印象付けるための新しい試みが、SNSやキッザニアでのワークショップなど多方面で進行中です。


この事例のマーケティング的な学び

YKKの戦略は、日常的な製品をユニークな商品に変えるアイデアが顧客の関心を引くことを示しています。特に、推し色文化やガシャポンという手法を通じて、若者との接点を創出し、ブランドの新たな価値を提供しています。また、リアルイベントやSNSを組み合わせた多面的なアプローチは、若年層をターゲットとする企業にとって貴重な参考事例です。


キーワード解説: 「推し色」

推し色とは、自分が応援するアイドルやキャラクターを象徴する色を指します。この文化は特にZ世代を中心に広がり、推し色を意識した商品を集めたり、SNSで交換したりする行動が見られます。マーケティングでは、推し色を活用することで特定のターゲット層にアプローチする手法が注目されています。

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