未来のエネルギー・核融合発電には日本の中小企業が重要な役目を果たす？

2024年9月13日 20:03

大手ではなく日本の中小企業の技術がフォーカスされているのは誇らしいですね。利益が出ない研究に長期で取り組めるオーナー企業が多いのは日本の隠れた強みかもしれません。

核融合発電の国際プロジェクトに、日本の中小企業が独自技術を活かして参画している。欧米企業が開発を断念する中、長期的な技術開発を続けてきた日本の中小企業が注目されている。特に、強力な磁場を発生させる特殊部品や合金の製造で、日本企業が高い評価を受けている。

大和合金は、核融合発電向けの冷却管を提供しており、欧州企業が開発を断念した部分も担っている。この技術は、強度・耐熱性・熱伝導率を兼ね備えた特殊な銅合金の開発に10年以上をかけた成果である。

豊島製作所は、核融合炉内の強力な磁場を生み出すための特殊な材料を供給している。自動車部品が本業でありながら、長年の研究を重ね、核融合スタートアップ企業に部品を提供している。

日本の中小企業は、短期利益を求める大企業とは異なり、長期間にわたり技術開発に取り組める強みがある。この姿勢が、核融合プロジェクトにおいて重要な役割を果たしている。

核融合発電が実用化されることで、脱炭素化が進み、エネルギー問題の解決につながる可能性がある。日本の中小企業が、この技術革新において鍵を握る存在となるだろう。

☝️この記事はDiscordコミュニティ「10年後の未来ラボ」の投稿の引用です。ご興味がある方は、ぜひ「10年後の未来ラボ」にご参加ください。

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