マチネの終わりに
この映画は、夢だなあと思う
絶対に有り得ない遠い夢ではない
何処かでどうにか
運命のボタンを掛け違える
するともしかすると…
なんてね(〃艸〃)
少しリアリティもある
感情の描写がゆっくり丁寧で
でもちゃんと
観る人の感情を入れ込む余白もあり
シチュエーションから
それを演じる二人からが素敵すぎて
妙齢の女性(もしかすると男性も?)が
ずーっと見ていたい
そんな夢の恋の話
そうそう
届かない想いを
どこかに向けるしかない時の
抑えつけても抑えきれない
込み上げてくる気持ち
そうだよね
恋は苦しいもの
だけど逢えなくても
会話を積み上げることで想いは育つ
条件が揃わなくても
状況が良くなくても…
そこに夢を見る隙間がある
しばらく浸っていたい
美しい映画でした