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ものさし

私の意識の中には

人類の

日本人の

さまざまな歴史や経験から得た

集合体のような意識が入っていて

そこに更に

親や

周囲の人との関わりや

テレビなどのメディアなどから


私自身が生きる為の

幸せになる為の

ものさしを作り持っている


これは誰もが持っている

こうするのが素敵

こういうのはイタイ


都度つどそのものさしを

まず自分に当てて

必ず同じものさしを

他人にも当てている


そして

自分の中のものさしが

周りとずれていないことで安心したり

共感を得ることがあれば

よりそのものさしの基準を

強固なものにしていくのだ


歳をとると

自分の考え方を中々変えることが出来ないのは

このものさしが

強固になり過ぎて

これを変えることは


自分の今までの人生を

否定する事だと

無価値にすることだと感じてしまうため

それが出来なくなるのです


心がまだギリギリ柔軟になれる

今のうちに

このものさしの基準を緩めておきたいと

いつも思う



自分を愛することができない人は

他人を心から愛することはできない


よく聞く言葉だけれど

ものさしの基準を緩くもち

自分を心から認めることで

他人を受け入れやすくなるということ



誰かから受け入れてもらえない

蔑ろにされていると感じる

心の答えは

相手の心の中の自分が占める割合ではなく

自分がそのままの自分を

どこまで許し認め


相手の為に自分を変えなくても

誰かの好みを演じなくても


ものさしをあてなくても



そのまま受け入れて愛していれば

それが相手から返ってくるもの

そういうものなんだなと思う



たるんだ脂肪は相手に見せられないから

ではなく

先ず自分が嫌なだけだ

自分の心が自分を愛するように

嫌だと思う心を無視せずに

体を整えることも

自分への愛のひとつだと思って



無理せず出来ることをすれば

愛着は増していく


無意識に当てるものさしで

否定するのではなく良いところを磨く



こうしてふわふわと

幸せに生きてることで

何だかわからないうちに

色々な事がいい方向に向かっていく


そんなことを思いながら

また許せない事を他人の中に見つけたら

自分のものさしを

緩めていくチャンスなんだなと思います

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