人が物を認知するフロー
今日聞いた話。
人は、【感覚】→【知覚】→【認知】の3つの手順で世界を見ている。
感覚:物体に反射した光そのもの
知覚:光が目に入った(赤くて丸い)
認知:識別(リンゴだ)
脳は自動かつ瞬間的にこの処理を行っているので、これを認識することはできない。
アフォーダンスとシグニファイア
「アフォーダンスとシグニファイアは別物」という話は、かの有名な『誰のためのデザイン?』でも改訂版で情報が多く追加されたくらい、理解がむずかしいらしい。
アフォーダンスは動物的・原初的。シグニファイアは人の文化背景などが下敷きになっている。
アフォーダンスは知覚心理学、シグニファイアは認知心理学に類する。
2つの違いは理解に時間がかかりそう。
心理学のはじまり
心理学のはじまりは「どれくらいのおおきさの音を認知できるか?」みたいなことから始まったそうだ。
人というブラックボックスにある入力(刺激)をしたとき、どんな出力(認知)が現れるか。
[ 入力 ] → [ 箱 (人間) ] → [ 認知 ]
人は情報が溢れかえる世界で、認知をショートカットすることで迷わず生活している。だからこそ「誤解」が起こる。(錯視もそれ)
おもしろい!