若者と不在者投票申請
地方の大学に通っている次男から
この度の選挙に行きたいがどうすれば良いかとLINEが来た。
そんなもん自分で調べんかい!と言いたいのをグッと我慢して神戸にはe-kobeっちゅうシステムがあるのでネットからマイナンバーを使って申請するが良いと伝えた。
下の子にはなんでこう、甘くなるのだろう。
親バカというよりバカ親である。
大学生の次男の住民票は実家のままだ。
実家から離れて遠くの大学に通う学生は多い。就職して配属先が決まってから住民票を移す学生が多いと思われる。
選挙当日に旅行や仕事、なんらかの理由で地元を離れている場合は不在者投票を申請すれば遠隔地でも投票ができる。
学生もこのシステムを拡大解釈すれば
投票できるとのこと。
今はマイナンバーカードがあればネットから申請出来る自治体が増えている。
うちの自治体も独自のシステムを作っており、マイナンバーを読み込ませばオンライン申請できることが分かった。
もう一週間しか無いので、選挙に行く気になっているのならさっさと自分で申請しろと発破をかけようと思う。
若者が1人でも選挙に行くのは良いことだ。
よく、入れたい人がいないから行かないという理由を聞く。
違う、そうじゃない。
入れたい政党や人がいなくても
入れたくない政党を落とすために他の人に投票するのだ。
だから行かねばならんのだ。
よくXなどでの選挙論争が実際の結果と異なることがある。
この勢いならひっくり返るんじゃないか?と
思われても蓋を開ければいつもと同じ。
なぜなのか?
ネットでいっちょ前に選挙の論争をしていても実際の選挙に行かない人が多いからだ。
「投票所に立ち寄る」たった10分で済むことが行動できない。
そしてネットなどでそんな論争が在るなんて知らない高齢者層は「いつもの」政党に「いつもどおり」入れに行く。
その結果が今の政治だ。
前回の衆議院選挙の投票率は52%だった。
2人に1人しか行ってないことになる。
ということはだ。
職場に10人いたら5人しか行ってない計算になる。行ってるふりをしている人もいるのだ。
私は日曜日出勤で職場への通り道に投票所があるのでいつもより15分早く家を出て、投票してから通勤するのが選挙時のいつものパターンだ。
職場に着いて「今、投票所に寄ってから来た」というと「あー、帰ってから行こう」と言葉を濁すいう人がいるが、たぶん行ってない。
今回も同じ人に「投票所に寄ってから来た」と言おうと思う。プレッシャーと罪悪感を植え付けてやる。
ネットではあれやこれやと声高に書き散らしていている人たちは実際の投票所に足を運んだのか?
口ばっかで選挙に行った気になってる層が一定数いると思う。
口だけ選挙は止めてほしい。
行動しないと変わらないのだから。