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沖縄旅行② ガンガラーの谷

今回の旅は膀胱炎疑惑を除けば順調だった。
るるぶの最新版を買い、ドライブマップに色を塗り、行きたい場所をすべてGoogleマップに保存して紙のマップも持って行った。

沖縄は南北(やんばる地区を除く)を縦断しても2時間くらいだ。
那覇空港から美ら海水族館まで2時間くらいである。

事前に、沖縄では高速が安いのでケチらず高速を使うほうが良いのと朝夕の那覇付近は渋滞が日常的に発生するというのを沖縄出身の子から聞いていた。

初日は「ガンガラーの谷」のガイドツアーに申し込んでいたが時間があるので先にガンガラーの向かいにある「おきなわワールド」内の「玉泉洞」に行くことにした。
立派な鍾乳洞は高知の龍河洞の他には行ったことがないのでワクワクしていた。

ライトアップで青くしてある青の泉
鍾乳石から水が落ちてくる



50年で1cm成長する。
気の遠くなるような年月で成長する。

順路は整備されており、特に高低差がつらいところもなく、高知の龍河洞に比べてなだらかだった。どこに行っても海外の方が多いのはもう今や仕方がないのかもしれないがココも例外ではなかった。

そしておきなわワールドの向かいにあるガンガラーの谷ツアー。
ガイドさんの説明が15分ほどあり、ガンガラーの谷が「港川人・みなとがわじん」の骨が完全な状態で出土した保護区であることと、今でも発掘調査が続いていることなどを説明してくれた。


生命の神秘をたどる旅
歩きやすく整備されている
洞窟の中に男性を祀る御神体がある
父神 御神体。えらい、立派な…以下略。
母神の御神体は別の場所にあるが入れない。



大主(ウフシュ)ガジュマル


沖縄はサンゴ礁が隆起してできた島なので穴がポコポコ空いている岩が多い。
植生も本土とは異なる。
ガジュマルは枝に見える根を伸ばして地面に刺して養分を吸う。
枝(根)を伸ばして次第に移動していくようにみえるので歩く木と呼ばれているらしい。

残念ながらガジュマルに宿るキジムナー(妖精)は見えなかったがこの谷にはたくさんのキジムナーがいるに違いない。

1人2500円のツアーであるが参加して良かった。隣にあるおきなわワールドは玉泉洞以外はハブとマングースの決闘とか昭和のパラダイス感が満載だったが、ガンガラーの谷は静かに守られている谷で対照的だった。

入り口のケイブカフェ(洞窟カフェ)ではアコーディオン奏者のCobaのLIVEなども開催されるらしい。鍾乳石なので上から水がポタポタ落ちてくるので下は常に濡れている。ハイヒールのお姉さんもいたが、まぁ運動靴のほうが無難な感じだ。1時間くらいのツアーだったが山好きとしてはとても良いツアーだった。

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