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20241012 下を向き歩いて気付くもの

三連休初日だから朝マックを頼んだ。
イングリッシュマフィンに挟まれた卵とハムとチーズの特別感はすごい。あと地味にハッシュポテトがおいしいし、人(マシーン)の淹れたアイスコーヒーは良いものだ。

朝食を自作しなくていいだけでだいぶ楽な気がした。金に物を言わせれば、当然生活は楽になる。稼ぎをよくしておきたいところだがな、なかなかなんだかな。

兄弟喧嘩の地獄社会においては、いかに兄弟を別行動にさせるかが肝です。私は次男と共に散歩に出かけた。父と長男は自宅でテレビを見たり戦いごっこ。

次男と2人だけで出かけるってのが意外と珍しい。次男が生まれてからは何かと家族全員で出かけるシーンの方が多かったから。
自転車で駅近くまで行き、駐輪場からは次男の手を引き歩いた。2歳児が単なる道をとことん楽しみ尽くす姿に胸打たれた。ちょっとした段差とか草のあるところとか、そういうのをわざわざ選んで渡っている。これは長男の時もそうだったなぁと目を細めた。

まだ若干足取りがおぼつない次男を注視していると、自ずと視線が下がる。歩き方もゆっくりになる。
するといつも通る駅前の道でも、普段は見逃してしまうような情景がばっちりと視界に入るのが新鮮だった。こんなところに低い灯籠が立っていたのか、とか、ここに鮮やかな彼岸花が生えていたのか、とか、ここの苔の生え方はなかなかいいな、とか。

お昼ごはんに肉屋のヒレカツと、兄へのお土産としてリンゴジュースをコンビニで買った。弟はコンビニの前で即リンゴジュースを吸っていた。

帰宅。今度は長男と父が図書館に本の返却をしがてらダイソーに向かった。昼寝をした次男。その間私は家のタスクに集中。すぐ起きた次男を家の前で遊ばせていると、長男たちが帰ってきた。長男がダイソーで買ったもののやっぱいらないと食べなかったプリン味のチュッパチャップスをもらう。何十年かぶりにこの舐め切るのが大変な飴を口にした。

なんやかんやして寝かしつけ。兄弟ははしゃいで暴れて寝ようとしない。いつも喧嘩をするのに互いに引き寄せ合う不思議。そして意図せず次男の足が長男の顔面にあたり、長男は鼻血。
意外と冷静で、スタスタとこちらに来て「鼻血出た」と一言。ティッシュで拭っていた。

鼻血も出たことだしもう本当に寝ましょうか。父と次男、母と長男に別れて寝ようとした。
次男は泣いている。すると長男は次男のところへ駆け寄り頭をポンポンとした。その寛大さに息を呑んだ。

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