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20241026 幸福を祈願する対象が増える

朝から整体。そのあと小一時間、ドトールで束の間の休憩。
久しぶりの自由時間。何をしたらいいか迷う。本を読みたいけど、とにかくダラダラとスマホを操作するチャンスも今しかない。一方で、ただボーッとドトール店内の人々のオーダーから商品受け取りの流れに見入っていたい気もする。どうしよう…と気持ちが忙しかった。休憩とは。

そろそろ帰るかぁという頃に、ベビーカーの親子が前を通り過ぎた。その瞬間「ハイハイン」という味があまりない赤ちゃん向け菓子のド定番せんべいをベビーカーに乗る子供がかじって、カリパリッという弾けた音を聞けたので満足。よし帰ろうと思った。

この世の小さな子供たちが全員元気で健やかに育っていってほしいと願ってやまない生活が産後5年ずっと続いている。この感情の初回は、長男の1ヶ月健診で産院に訪れた時に1週間健診に来ていた新生児を見た時だ。たった3週間違いで、とんでもなく小さく尊く見えた。

個人的に思う「小さい」の定義は、自分の子供よりも小さいかどうか。
我が子よりも月齢が下の子供を見るともうとんでもなく胸がキュッとして目尻が下がる。なんなんだろうなこれ。

きっと今後子供も私も歳を取り、我が子よりも年下の人間が増えていくにつれて、幸せになってほしい人間の対象がどんどん拡張していくのかな。
極端な話、私が70歳になった頃にはアラフォーの大人たちに対しても目を細め微笑み、心の中でエールを送る可能性がある。アラフォーの大人が酒をあおろうがタバコを吸おうが、尊いと思えるかは謎ではある。

帰宅。それから丸源ラーメンでファミリーランチ。あそこは素晴らしいファミレスだ。
その足で商業的な街へ出かけ、長男のグローブを探しに行った。
彼は突如野球に興味を持ち始めている。ヨドバシカメラのホビーコーナーでそれっぽいものがあるかと思ったがない。代わりに意図せずタカラトミーが展開する動物フィギュア、アニアコーナーに吸い込まれた長男がスピノサウルスの箱を静かに抱いている。スピノサウルスは残りあと一箱だった。

来週誕生日を迎えるのに事前に玩具を買うのか?と思ったが、なんかすごく健気で真剣な目で「ほしい」と両親に相談してくるから、胸打たれて購入。次男は何食わぬ顔で「これ開けて」とトミカの旧車高級ラインを持ってきたので、まぁいいよと購入。

グローブを買いに来たはずなのに、スピノサウルスに満足してもう帰ろうと言い出す長男をまぁまぁとおだてて、ローカルなスポーツ用品店に寄り無事子供サイズのグローブをゲット。それをいたく気に入った長男はグローブをつけたまま寝ようとした。明日は近所の広い公園でキャッチボールをしに行くことにした。

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