【鉄道女子旅】ひかりは西へ。千葉〜米原〜京都〜直江津へ(大周り2日目:京都鉄道博物館&新竹商店さん)
「ひかりは西へ」。このキャッチコピーに懐かしさ、良き時代を覚えている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
昭和39年東海道新幹線開業、昭和45年大阪万博開催、昭和45年10月「ディスカバー・ジャパン」、昭和53年「いい日旅立ち」、昭和47年山陽新幹線岡山開業「ひかりは西へ」。新幹線延伸の夢ふくらみ昭和48年12月博多開業、昭和50年新幹線博多開業していく中で生まれた名キャッチコピーですね。
今回は「ひかり」に乗って小田原〜米原を移動し、京都より西には行きませんがw、また世の中が落ち着いて安心・健康で鉄活ができるようにという意味も含めてタイトルに入れてみました。
…ということで、2日目のお目当ては「京都鉄道博物館」で開催されている企画展「鉄道と食のいろどり」(2021年5月22日〜7月11日)です!!
そして、この日は松坂の老舗の駅弁屋さん「新竹商店」さんが駅弁を販売されるというので、駅弁界のアイドル「ぴーちゃん」こと新竹商店の社長、新竹浩子さんにお会いしたいし、名物駅弁の「松阪名物黒毛和牛モー太郎弁当」も頂きたい❤️ 数量限定(90食)だそうですので、「人気があるからあっという間に完売しちゃうかも」と、まずは駅弁を並ぶ列に並びます。
駅弁の到着がやや遅れたために、しばしの歓談&撮影タイムがありました♪ 普段あまり接点のない人にとって、こういうふと出来てしまった時間にアットホームな雰囲気で過ごせる時間ってイイですよね〜(=^・^=)
みんなお待ちかねのモー太郎弁当が着弁💕 ぴーちゃん社長はじめ、オール新竹さんスタッフ体制で一人一人に丁寧に手渡されていきます😊
「松阪名物黒毛和牛モー太郎弁当」と「モー太郎寿司」を1個ずつ購入して、食事できそうな場所を探すと屋上に展望テラスがあり、テーブルとイスが何組か置かれており、すでにお弁当を食べている家族連れの方もいらっしゃいました。
下を見下ろすと線路、その向こうに京都タワーや五重塔を背景にいただきます♪ 「モー太郎弁当」を開けると音楽が流れます。モー太郎弁当は、日本初のメロディ付き駅弁で、五感に響く駅弁として視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚、全感覚に訴える駅弁なんですよね♪ お肉がはみ出そう〜❣️ やっぱり一つ一つ手作りの手間ひまかけた駅弁は最高ですね!
…そして駅弁の写真を撮影していると、どこからともなくモー太郎弁当の音楽が゚(^^) 新竹さんファンがどこにいるかわかってしまうのも、この駅弁ならでは!
新竹商店さんの歴史は古く、明治28年に創業されて今年で125年目を迎える老舗です。特に「モー太郎弁当」は地元三重のふるさと納税の返礼に認定されるなど県の名物にもなっているほどの有名駅弁!(ここまでの御苦労されたお話などなどは各種駅弁本にてご覧ください)
松阪市の地場産品として紹介されています👏🐮
昨年は、ささやかながら私もふるさと納税をさせて頂きましたら、ぴーちゃん社長の手書きのメッセージや三重の観光パンフレットなどが同封されていて感動してしまいました! (やっぱり手がかかっているものって相手に伝わるんですよね〜)
あと新竹さんのすごいところはたくさんありますが中でも、「SL」を所有していた!ということ。たま〜に電車の車両を持ってます、というお話も聞きますが、SL持ってたって…どんだけすごいの!? 私は残念ながら「ドライブインあら竹」さんに展示されていたC11形312号機は見ることがなかったのですが、2020年にもう少し東京よりの静岡・島田市「KADODE OOIGAWA」へ電撃移籍されているので、島田の方にもじっくり行きたいと思います。
※大井川鐵道沿線にはお世話になっている方も多いので、お会いできるのを楽しみにしております。家山駅の辺りに行く際は、是非「マルイエしょうゆ川根本家」さん、「寿園CAFE」さんへどうぞ!!! 寿園カフェさんにはレアな私の直筆も飾らせて頂いております。多謝✨
さて!企画展「鉄道と食のいろどり」をじっくり拝見♪ 入口には食堂車のウエイトレスの制服がお出迎え。(…着たい!)。そして大きな顔出しパネルの真ん中に梅干しに見立てた穴が。(…写真を誰かに撮ってもらいたいけど、恥ずかしくて言えないw)。
壁一面にたくさんの駅弁の掛け紙がびっしり! 明治から現在までの掛け紙のその数ナント数千枚w(*゚o゚*)w 今はなき駅弁会社の掛け紙もあり、一枚一枚じっくり見てしまいます。
ガラスケースの中には先ほど頂いた「新竹商店」さんコーナーも!
ガラスケースの中にある鉄子なぴーちゃん社長の現れ、掛け紙がイベント等の時に変わる「元祖特撰牛肉弁当」、こちらも大好きな駅弁です。元祖特撰牛肉弁当は、昭和34年7月15日、紀勢本線の開通を記念して販売承認された駅弁で、お肉はこちらも松阪牛🐮 当時駅弁としては高めのお値段だったそうですが、販売してみるとお客様から大好評! 駅弁に使用している松阪牛の赤身の柔らかいお肉は一頭の牛からそう取れるものではないので、品質を保つために1日の販売数の上限を決めて発売されていたそうです。
余談ですが、PC内の過去写真をググっていたら、約ひとむかし前の新竹商店さんの売店の写真が出てきました💕 「しまかぜ」前ですね〜
さて!企画展の各所で足が止まりましたが、気になったのが駅弁の元祖といわれる「おにぎり」模型です。京都鉄道博物館が展示されているのはこちら♪ (…諸説ありますが、明治18年に宇都宮の白木屋さんが、握り飯2個とタクアンを竹の皮で包んだものが駅弁第一号と言われています)その一文から模型化されたのがこちらでしょう。おにぎりの形状、丸なのか三角なのか、見えそで見えないところがナイス!)。
そんな短いながらも充実した企画展ですが、次の予定もあるのでぴーちゃん社長にご挨拶させていただいて、扇形車庫を駆け足でまわり、京都鉄道博物館を後にしました。
新竹商店さんの駅弁は、「松阪駅 あら竹売店」「松阪駅前 あら竹本店」「ドライブインあら竹」、「おうちで駅弁」(通販)、「VISON多気」(三重県多気)、高速道路(伊勢自動車道・安濃SA上り,亀山PA上下,嬉野PA下り)、ほか催事などで販売される時もありますのでHPやSNSをチェックしてみてくださいね〜!!!
https://www.ekiben-aratake.com/
〆にツーショット写真✨撮らせて頂きましたー🐮流石!元大河女優さんのオーラ! 隣に並ぶとドキドキします〜😅
翌日は、鉄道ファンを鷲掴みの「えちごトキめき鉄道」さんへ!車内販売(見習い)させて頂きます♪ うふふ🐰
(2021年7月)