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2024年九州ツーリング(7日目:佐世保〜本土最西端〜鳥栖へ)

第1話:2024年九州ツーリング(準備編:やっぱりフェリー?)
第2話:2024年九州ツーリング(準備編:積載と寒さ対策)
第3話:2024年九州ツーリング(1日目:フェリーを乗り継いで、いざ九州へ)
第4話:2024年九州ツーリング(2日目:フェリーから下船して九州上陸)
第5話:2024年九州ツーリング(3日目:門司港から旧豊後森機関庫、高森、延岡へ)
第6話:2024年九州ツーリング(4日目:宮崎・延岡から高千穂~天岩戸~人吉へ)
第7話:2024年九州ツーリング(5日目:人吉から肥薩線沿い、長崎へ)
第8話:2024年九州ツーリング(6日目:島原鉄道〜諫早〜小長井〜嬉野〜佐世保へ)

 7日目のこの日は佐世保、11285.7kmからのスタート! 佐世保から本土最西端の神崎鼻へ行き、平戸〜春田の棚田〜生月(いきつき)〜日本最西端の駅、松浦鉄道・たびら平戸口駅〜大町温泉〜鳥栖駅近く宿までの道を走ります。生月は、お仕事で佐世保に行った時に、九州のバイク乗りに話を聞くと「生月」がおすすめ!という声を多く聞いていたので、バイクで行きたかった場所です。

7日目はだいたい250kmの行程です。旅も最終日に近づいてきて、安心する気持ちと名残惜しい気持ちが混在するこの日です。
「クインテッサホテル佐世保」予約サイトで見たら2,500円クーポンが配布されていて、溜まっているポイントを使ったりして通常よりお得に泊まれました。バイクは軒下スペースをお借りしました。普段はあまりバイクを預かっていないようで、「向いのスマイルホテルの方がバイク停めやすいよ」と言われてちょっとブルーになりましたが、翌朝駐車場を管理されている方が私が落としたグローブを丁寧にビニール袋に入れて保管してくれていて、普通に親切心だったんだなと思う。ビニールに入れて保管してくれたことなんてないので、ちょっと感動しました。ありがとう。
「戸尾市場街・とんねる横丁」にて。とんねる横丁は、戦時中の防空壕をそのまま生かして作られた市場。調べてみると「洋風居酒屋Tough」さんでは実際に中で飲食ができるとのことなので、今度時間がある時にゆっくりまわりたいな。
佐世保駅みなと口側の公園に少しバイクを押し歩きして一枚。停泊している軍艦と撮りたかったけど、海にはいなかった…の図。…いつもいるわけじゃないんだぁ。
佐世保駅と。JRでは日本本土最西端の駅。
佐世保駅近くで写真を撮ったあとは、本土最西端の神崎鼻を目指します。途中、「佐世保地方総監部」があったり。
造船所、SSKがあったりすると、佐世保だなーと思います。
左の矢印! 日本本土最西端(神崎鼻)の看板が出てきました!

 日本本土最西端(神崎鼻)に到着! カブで来たどーー!o(^o^)o  そして、バイクだけではないけれど…特別に意識して行ってきたわけではないけれど…「日本本土四極」踏破しましたっ。イェイ! 宗谷岬は2008年だったなぁと昔の写真を掘り起こしながらしみじみ思う。
  最北端・・・北海道稚内市(宗谷岬)
  最東端・・・北海道根室市(納沙布岬)
  最南端・・・鹿児島県南大隅町(佐多岬)
  最西端・・・長崎県佐世保市(神崎鼻)

11時過ぎ。日本本土最西端のモニュメントで。
モニュメントの手前には、写真撮影用のスタンドがあるんですよ! 親切だわ〜
日本本土最西端! はるばる感! 東経129度33分、北緯33度12分に位置する神崎鼻に来た方には希望する方に「到達証明書」を交付してくれる。後日佐世保市役所観光課さんに所定の手続きをして郵送して頂きました。西風ぜふさんのお店でも発行してくれたような気がしたけれど、お会いした時は神崎鼻に行っていなかったので(^^;
道すがら案内の出ていた「神崎教会堂」(佐世保市小佐々町矢岳 免87-4)へ少しだけ。長崎の天主堂の中でも美しいといわれる教会で、老朽化で2004年に建て替えられたそうですが、スマホの画角に入らないくらい荘厳な雰囲気が漂います。
江迎町の竜! 竜が潜む滝があるという町を過ぎ、田平から平戸大橋を渡り平戸へ。

 橋を通過して島に渡る行程がとっても旅感あります。朱色に塗られた美しい平戸大橋は、通行する人も華やかな気分にさせてくれます。全長665m、2010年4月1日から無料で通行可能に。

日が沈むにはまだ早いけれど、「ながさきサンセットロード~橋でつながる教会と歴史の道~」を通る。海が見えるとテンション上がるよね!ワクワクすっどー!

 さて!待望の生月へ!と思いますがその前に「春日の棚田(かすがのたなだ)」の看板を発見し少し寄り道。2012年に「平戸島の文化的景観」が国の重要文化的景観に選ばれて、春日の棚田はその代表的な景観とされています。棚田も好きな私としては、海を臨む棚田はやはり写真に収めないと! シーズンは冬なので、「映え」というわけにはいかないけれど。

春日の棚田(かすがのたなだ)
ここですよー
いよいよ、平戸から生月へ!
途中途中お会いした方との会話の中で「しょうげつ、しょうげつ」と言いながら「??」のリアクションをされ、生月にきましたよーーー!(^^ お恥ずかしい、、、「いきつき」ですっ!

平戸大橋は朱色でしたが生月大橋は水色!トラス橋が美しい。全長960m、平戸大橋と同じく、2010年に通行料は無料に。そしてとっくにお昼は過ぎていて、島に着いた達成感もあり、お腹がぐぅ。

「お食事処 ひといき」にお邪魔しました。
長崎県平戸市生月町南免4432-42
11:00〜15:00・16:30〜23:00
火曜定休
ちょっと奮発して「にぎり定食(にぎり、小鉢、みそ汁)」(1750円)を頂く。やっぱり海の物、美味しいよね。お醤油はキッコーイワ醤油。大正15年創業の生月の老舗です。地元のお魚と地元のお醤油、相性は悪いわけありません。
生月の海をバックに。千葉から遠くへ来たもんだーー
あごだしラーメンも美味しそうだったな♪
ええええ、Σ(・□・;) 同感です。

さて、お昼も食べたし!あとは絶景ロードを走るだけ!
…と思ったら「ガソリンがそろそろない…」。出光のガソリンカードがあるのでなるべく出光を探していたのですが、ないなぁ、ないなぁと思っているうちにガソリンがなくなりそうなまま島に突入してしまった…。
生月島で数少ないガソリンスタンドに入り給油。とりあえずよかった。生月島を一周するか(大バエ灯台まで行くか)少し悩んでいたので、スタンドの方に聞いてみたところ「灯台まで行って一周した方がいいですよ」とオススメを頂く。ならば行こうと約10km先の大バエ灯台へ出発。「大バエ」ってw…すごいネーミングと思って調べると「大碆鼻灯台(おおばえはなとうだい)」が本名だという。

親切に教えて頂いて感謝!
生月島最北端の「大バエ灯台」…の手前に到着! 時すでに15時前なので、すみません…駐車場までです(^^;
「生月サンセットウェイ」へ! 車のCMでもおなじみという絶景ロード!

生月サンセットウェイで「そういえば!」と、旅も終盤なこのタイミングで自撮り棒を持ってきたことを思い出す。邪魔にならないところに設置! カメラから遠いなぁ、、、、(^^; でも足跡は残しました。

15:20 ありがとう生月! 絶景ロードを満喫しました! さぁ、鳥栖方面へ走るぞー

鳥栖までの道中で、忘れちゃいけない松浦鉄道「平戸口駅」。九州最西端及び、鉄道事業法に基づく普通鉄道における日本最西端の駅。
16時 「日本最西端の駅 訪問証明書」を購入。
松浦鉄道「平戸口駅」には鉄道博物館もあります。鉄道好きならお時間をとっておいた方が良いでしょう。
駅の中には「ちゃんぽん」屋さん♪ ご当地感ありますね! オープンしてたら食べてたと思います!(^^)!
平戸口駅に停まっていたタクシーの運転手さんから、カブのナンバーを見て缶コーヒーを差し入れして頂きました♪ タクシーの運転手さん、良い人多いよね~
唐津 伊万里方面へ!
鳥栖までの道中寒くて温泉へピットイン! 「大町温泉」の看板が出てからちょっと走りましたけど、温泉で温まり体温回復!
大町温泉ひじり乃湯
佐賀県杵島郡大町町福母3067−2
大人800円
20時前。夜はファミリーレストラン「ジョイフル」で、「もつ鍋ラーメン」。もつ鍋は博多だけど、ご当地ものを食べたくて。
もつ鍋にラーメン!


鳥栖駅ですっ。この日の宿は鳥栖駅近くのホテルへ。左手には九州駅そば元祖の中央軒さん&駅弁、右手にはラストランが近づくSL人吉のポスター。…最後に86に会いたかったな。


この日も充実の7日目終了。


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