Crowdfunding 2023年4月 気になるプロジェクト
どうも、最近は夜遅くまで起きていられないDuckです。
副業(本職はボードゲーマーなので)が忙しくて疲れてるってのもあるのかもしれませんが、22時を過ぎると船を漕ぐ頻度が高くなっていたりします。
それでも遊びたい欲と、寝たら明日が来ちゃうって気持ちから夜更かししちゃうのですよねぇ。
もうそろそろ良いお歳なのでだから少しは自重しなきゃとは思いつつ、まだまだ若いもんにゃ負けられん!
とか、そんな戯言を言いながら、今日も今日とてnoteを書いている訳です。
さて、今回の記事は4月からスタートした新規プロジェクトの内、気になるものをご紹介。
今月は1本と少なめですが、是非参考にしてもらえればと思います。
【Pioneer Rails】
プレイ人数:1~80人
プレイ時間:30~45分
メカニズム:Contracts, Line Drawing, Network and Route Building, Paper-and-Pencil
BGG Weight:2.50
デザイナー: Jeffrey D. Allers, Matthew Dunstan
アーティスト:Javier González Cava
パブリッシャー: Dranda Games
クラウドファンディング:Kickstarter
キャンペーン期間:4月17日~5月18日
参考リンク集:
https://www.kickstarter.com/projects/drandagames/pioneer-rails/posts
概要
西部開拓時代を舞台とした鉄道網の拡大を目指す紙ペンゲーム。
プレイ時間は30分~45分と軽め。
遊べる人数も1~80人と広く、これだけ見るとインタラクションの弱い箱庭っぽい作品のように感じました。
デザイナーはJeffrey D. Allers氏とMatthew Dunstan氏の2人。
Jeffrey D. Allers氏の代表作と言えば、名門ピザ店の店長の座を賭けて最高のピザ作りに挑戦する『New York Slice』があります。
その他にも柑橘農園を題材としたタイル配置ゲーム『Citrus』も有名なようです。
一方、Matthew Dunstan氏はケンビル発売が決まっている、紙ペンなのに駒をシート上に配置していく紙ペンゲームの常識を覆した『The Guild of Merchant Explorers』の作者です。
他にも、最近私がハマっているPnPゲームもいくつか発表しています。
例えば、大海原を舞台に宝物やクラーケンの盗伐などの大冒険を繰り広げる『Voyages』や、ダイバーとして深海を探索する『Aquamarine』があります。
どちらも結構好みな作品なので、個人的には期待度高いですね。
アートワークを担当したのはJavier González Cava氏。
彼の代表作と言えば、最近新しいアートワークに変わってしまいましたが、『Caverna: The Cave Farmers』でしょうか。
他にも直近の作品ですと、少し前までKickstarter上でプロジェクトを実施していた『Arborea』も彼が担当していました。
幻想的なイラストから、リアル寄りの恰好良いイラストまで作品によって異なるタッチで描き分けられているところは魅力ですね。
パブリッシャーはイギリスのバーミンガムに拠点を構えるDranda Gamesです。
2017年に発足したパブリッシャーで歴史はまだ浅いものの、太陽フレアの影響により航行不能となった宇宙船を舞台に仲間と協力して修理を目指す『Solar Storm』など、評価の高い作品を世に送り出しています。
ちなみにDranda GamesがKickstarterで立ち上げたプロジェクトは過去に3本あり、どれも2000人を超える支援者を集めています。
なお、数日前から到着報告をツイッター上で見掛ける『Isle of Trains: All Aboard』ですが、少しだけ予定が押しており、2月完成だったものが3月にズレ込んだようです。
結果的に4月下旬には到着していることを考えると、大分優秀なプロジェクトだったのではないでしょうか。
ルール
このゲームは全4ラウンドで構成され、ポーカーの役を作りつつ、鉄道の路線を伸ばし、施設同士を繋げて特別な能力を発動させて高得点を目指します。
各ラウンドでは、カードを1枚選ぶところからスタートします。
選んだカードはポーカーの役を作るため、個人シートに書き込みます。
選んだトランプのマークと対応するマスから、線路を伸ばして得点を得る方法を確立したり、都市に備わっている特殊能力を発動して橋やトンネルを作り、ゲームを有利に進めていきましょう。
4ラウンド終了後、スコアカードとポーカーの役の強さに得点を獲得し、最も勝利点を得ているプレイヤーが勝利となります。
その他
プレッジは通常版£19と限定版£24と大分お手頃な価格帯に加えてPnP版£5も用意されており、相当手を出し易いように感じました。
アドオンには洒落乙なトランプ£8と、紙ペンゲームに必要かは微妙なプレイマット£12が選択可能なようです。
トランプの絵柄はすべて異なっており、眺めているだけでも楽しいね。
ストレッチゴールは4月末の段階で8つまで解放されており、プロジェクト終了まで2週間以上あることを考えると、まだまだ期待できそうな予感がします。
送料は本体だけなら$20、アドオンのプレイマットをセットで頼むなら$25と、内容量に対しては高過ぎるようにも感じました。
もうちょい、どうにかなって欲しいものですね。
【まとめ】
如何だったでしょうか。
少しは魅力が伝わっていると嬉しいです。
ちなみに4月の新規プロジェクトとしてはこちらの作品だけですが、欲しいゲームは相変わらず山程あったりします。
1つは一昨年末にプロジェクトが大成功の内に終わった、政治経済を題材とした『Hegemony: Lead Your Class to Victory』。
もう1本はシチリア島を縄張りとするギャングの2大勢力が島の覇権をめぐって殴り合う『La Famiglia: The Great Mafia War』の2本。
どちらもインタラクションの塊のような作品なので、好みは分かれるかもしれませんが、何とか手に入れたい作品たちです。
資金面で余裕ができたら買っちゃいたいところ。
とはいえ、もう片付ける場所もなくなりつつあるのに、新しいボードゲームをお迎えしてしまっても本当に良いのかって思いもあるから難しい。
まぁ、タイミングも見計らいつつ、決めたいと思います。