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kickstarter 2021年2月前半 気になるプロジェクトまとめ

驚く程、あっと言う間に1月が終わろうとしておりますが、皆様如何お過ごしでしょうか。
緊急事態宣言発令に伴い、予定が潰れまくっているDUCKでございます。
潰れているのはプライベートの予定だけというのが、また辛いところ。
まぁ、この機会に色々終わらせられるよう頑張りましょうかね。
さて、今回の記事は2月前半のKickstarter気になるプロジェクトまとめです。
2月上旬にプロジェクト終了となる『Tinners’ Trail』や『Carnegie』を支援するかを決められていませんが、それはそれとして新作も気になっちゃうんです。

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だって、ボードゲーマーだもん。
そんな訳で今回もTantrum House様(https://www.youtube.com/user/tantrumhousegames)のKickstarterのまとめ動画を参考に紹介させて頂きます。
動画内では他にも多くの新作を紹介しておりますので、気になる方はそちらもご確認ください。
※出典の明記がない画像は全てBGGからお借りしています。
※記載された内容に誤りがあった場合、ご指摘頂けると助かります。

【Stroganov】

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プレイ人数:1~4
プレイ時間:60~90
メカニズム:Action Points, Area Movement, Map Addition, Point to Point Movement, Set Collection, Solo, Turn Order: Claim Action, Worker Placement
BGG Weight:不明
デザイナー:Andreas Steding
アーティスト:Maciej Janik
パブリッシャー:Game Brewer
キャンペーン期間:2/15~
BGG URL:https://boardgamegeek.com/boardgame/323156/stroganov

17世紀、広大なシベリアの大地を開拓するワーカープレイスメント。
プレイ時間は60~90分の中量級ゲーム。
デザイナーはAndreas Steding氏。
彼の代表作としては『Gùgōng』や『Hansa Teutonica』があります。

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『Gùgōng』は昨年、Tabletopiaで遊ばせて頂きましたが、当時、役人同士が汚職を隠すために贈り物を送り合う文化を題材としたシステムや、皇帝への謁見を疎かにしていると脱落してしまうところなど、ゲームの背景とマッチしたシステムが最高な作品でした。
アートワークを担当したのはMaciej Janik氏。
過去に携わった作品だと『Detective: A Modern Crime Board Game – Season One』や『Prêt-à-Porter』がありますが、彼単独で関わっている作品はまだ少なく、BGGに登録されているものだと『Monolith Arena: Academics』や『Ettin』が挙げられます。

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既にBGG上に登録された絵画のように美しいイラストの数々に自然とテンションが上がってしまいますね。

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本ゲームはGame Brewerから発行される作品となります。

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このパブリッシャーの過去作だと『Paris』や『Fuji Koro』などが挙げられます。

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どちらもKickstarterで多くの支援者を集めた作品ですし、国内流通もしているためご存じの方も多いのではないでしょうか。
ちなみに『Paris』は2020年10月発送予定となっていましたが、日本の各ユーザーに届いたのは12月頃だったようです。
到着までの遅れ自体は許容範囲内と感じていますが、Kickstarter版が到着するよりも先に日本語版の国内流通が始まってしまい、そのことを不満に思う支援者も多くいたように記憶しています。
Kickstarterである以上、そのようなリスクがあるのは承知の上だとは思いますが、気持ち的には納得し難いところですよね。
このような前例もありますし、リスクを十分理解した上で今作は支援を決めた方が良いかもしれません。
ゲーム中、プレイヤーは春から秋にかけてシベリアの大地を交易や毛皮の収集などを行いながら旅をしていきます。

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そして、冬になると自分の拠点へと戻り、ラウンドが終了します。
このラウンドを4回繰り返すとゲームは終わり、最も勝利点を持っていたプレイヤーが勝者となります。
勝利点にはツァーリの依頼を達成したり、風景タイルを集めたりすることで得られるようです。

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並べられた美しい風景タイルがそのまま勝利点になるってのは良いですね、とても私好みです。
デラックス版の有無にもよりますが、コンポーネント量的には$60~$80といったところでしょうか。
パブリッシャーの不安はありますが、なかなか気になる作品ですね。

【Terraforming Mars: Ares Expedition】

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プレイ人数:1~4
プレイ時間:45~60
メカニズム:Follow, Hand Management, Income, Simultaneous Action Selection, Variable Player Powers
BGG Weight:3.00
デザイナー:Sydney Engelstein, Jacob Fryxelius, Nick Little (I)
アーティスト:William Bricker, Isaac Fryxelius, Garrett Kaida, Jason D. Kingsley, Justine Nortjé, Naomi Robinson
パブリッシャー:FryxGames, Stronghold Games
キャンペーン期間:2月中
BGG URL:https://boardgamegeek.com/boardgame/328871/terraforming-mars-ares-expedition

世界中に多くのファンのいる『Terraforming Mars』の新作カードゲーム。
プレイ時間は45~60分の軽量級。
デザイナーはSydney Engelstein氏、Jacob Fryxelius氏、Nick Little (I)氏の3名。
Jacob Fryxelius氏は本家『Terraforming Mars』の作者ですね。

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昨年、Kickstarterでも話題になった『Star Scrappers: Orbital』の作者でもあります。

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『Star Scrappers: Orbital』は彼の過去作『Space Station』のセルフリメイクらしいので、こちらも気になるところ。

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Sydney Engelstein氏とNick Little (I)氏は『Aeon's End: Outcasts』の製作に関わった方々です。

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ちなみにNick Little (I)氏は『Aeon's End: Legacy』のデザインも手掛け、他の『Aeon's End』シリーズにも携わっているようです。

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アートワークはWilliam Bricker氏、Isaac Fryxelius,氏、Garrett Kaida氏、 Jason D. Kingsley,氏、Justine Nortjé氏、Naomi Robinson氏と多くの方が関わっています。
簡単に代表作を紹介するとWilliam Bricker氏は『Kanban: Driver's Edition』や『Tiny Epic Galaxies』を担当されており、渋めのイラストが格好良い方です。

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Isaac Fryxelius,氏は『Terraforming Mars』のアートワークを多く描いており、今作でも彼のイラストが見られるのはファンとして嬉しい限り。
Garrett Kaida氏は『Return to Dark Tower』というダークファンタジーを彷彿とさせるゲームのアートを担当しています。

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Jason D. Kingsley氏は国内流通も決まっている『Gloomhaven: Jaws of the Lion』や海外版の『街コロ』にも関わっているアーティストです。

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Justine Nortjé氏が参加している作品自体はまだ少なく、本作以外だと『Ripple Rush』のみとなっています。

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これからの活躍が期待されるイラストレーターと言えます。Naomi Robinson氏はタイルを配置しながら牧場を大きくしていく『Fields of Green』のイラストを担当しています。

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パブリッシャーはFryxGamesとStronghold Games。

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過去、『Terraforming Mars』の拡張やBig Boxのキャンペーンを実施したのがStronghold Gamesだったことを考えると、今回も同様ではないかと予想します。
ちなみにFryxGamesは発行している作品数は29本と意外と少なく、『Terraforming Mars』のプロモカードを除外すると更に少なくなります。
一方、Stronghold Gamesは既に200本を超える作品に関わっており、Kickstarterでも6本のプロジェクトを成功させています。
スケジュール面でも特段不安はなく、私が支援していた『Terraforming Mars: Turmoil』は2019年11月に発送予定となっていたものが、10月末より発送を開始していました。

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日本国内への到着自体は2月末でしたけど、私的には許容範囲内です。
今作の情報は今のとほとんどなく、BGGから分かる範囲内だと各プレイヤーに企業を割り当てられるといった基本は変わらない模様。
また、ゲームとしてはエンジンビルドの要素があるらしいので、また違ったゲーム展開が繰り広げられそうで楽しみ。
『Terraforming Mars』シリーズはオールユニークのカードも魅力の1つなので、そこは今作も期待できそうですね。
カード枚数にもよるかとは思いますが、プレッジ額は『Terraforming Mars』本体よりはお安めだと有難いところ。
とはいえ、国内流通の可能性は高い作品ではありますので、Kickstarter専用特典の有無によってどうするかは決めたいと思います。

【まとめ】

今回は2作品を紹介させてもらいました。
どちらも非常に悩ましい作品ではありますが、2月後半から『Paladins of the West Kingdom: City of Crowns』のKickstarterが始まるらしいので、今のところは支援せずに様子見の予定。

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『Terraforming Mars: Ares Expedition』については先程も触れた通り、国内流通の可能性が高い訳ですから焦って支援する必要もないようにも思いますしね。
そんなことを言いつつ、最終判断を先送りにするDUCKなのでしたとさ。

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