Terraforming Mars プレイ記録(1)&簡易レビュー
嫁と二人テラフォ。
全拡張込みプレイ。
今回はスタート時間が遅かったため、手札のドラフトルールは適用なし。
【Terraforming Marsってどんなゲーム?】
プレイヤーは火星開拓プロジェクトに名乗りを上げた企業や組織の代表として、人が最低限暮らせる環境(グローバルパラメータ)を整えるため、何世代もかけて開発を進めるゲーム。
毎世代で配られる4枚のプロジェクトカードを1枚3クレジットで購入し、自分のターンにコストを払ってプレイ。
カード効果や資源を消費することで火星上に対応するタイルが配置され、都市の建設や森の誕生が表されます。
全てのプレイヤーがパスすると、資源の産出フェイズに移行。
資源はクレジット(MC)、建材、チタン、植物、電気、温熱の6種類あり、最初の3種はカードをプレイするのに使うことのできる資源、後ろの3種はグローバルパラメータを上昇させれるのに必要な資源となります。
グローバルパラメータは海洋面積率、温度、酸素濃度で表され、これらが一定数値に達するとゲーム終了となります。
得点はプレイ中に上昇していく地球化指数(TR)に加え、称号や褒賞、緑化タイルの配置数等、様々な要素があり、それらを合算して1番TRが高いプレイヤーが勝利となります。
【プレイ】
企業はリサイクロンを選択。
プレリュードカードの効果で植物産出+1、MC産出+2、電力産出+2、建材4個を獲得。
うん、最初からまとまりがないぞ。
この世代では『鉱山採掘権』を主張して建材産出を増加させて、『溶岩流』で無理矢理温度を上げた。
少しでもTRを上げて、スタートダッシュを狙う。
2世代目。
『地熱発電』で電力産出を上昇させつつ、『設計された微細生命体』で植物産出も上げる。
少しずつ植物産出が上昇しているのは良いのだけど、あまり上手くいってる感がない。
何となく、マズイ感じがします。
3世代目。
あまりにも使えるカードがなく、『共同研究』を場に出す。
ちゃんと稼働すれば強いのだけど、今のところは微妙なライン。
4世代目。
『タイタンよりのメタン』で電力と温熱算出をそれぞれ上昇させる。
何だかプレイの方向性がブレてきた気がする。
5世代目。
『チタン鉱山』と『火力発電』でそれぞれの産出上昇。
カードの勝利点欲しさに『開拓民訓練キャンプ』をプレイ。
コストに対して、この勝利点は使い勝手が良い気がします。
この段階で私TR23、嫁TR31と差が大分開いてきている、お辛い…
6世代目。
やっと出せた『小動物』。
産めよ、増やせよ、地に満ちよの精神で増やしていきたいところ。
同タイミングで『人造湖』をプレイし、少しでもTRを上げることに。
7・8世代目。
『保護生息域』で動物や植物を除去されないようにしつつ、『鳥類』をプレイして細かく勝利点を稼ぐ。
9世代目。
想定よりも早くグローバルパラメータがカンストし、手頃に勝利点を獲得できる『ブェスタ造船』と『ツンドラ開墾』をプレイ。
今更感ありですが、少しでも勝利点を獲得したいとこ。
この段階で私30点、嫁40で10点差。
どれだけ点差が縮められるかが重要となるのだけど、結局のところ私68点、嫁90で完敗。
定期的に街タイルや森タイルを配置はしていたけど、全然足りませんでした。
【オススメポイント】
・リプレイ性の高さ
手札となるプロジェクトカードは全208枚(拡張含まず)。
それに加えて企業カードも複数枚あり、組み合わせによって戦略も全く異なります。
そのため非常にリプレイ性が高く、何度でも遊べるのは有り難い。
・魅力的な拡張の数々
2019年12月現在、既に4つの拡張が出ており、来年には新拡張、時期は未定だがレガシーの発売も決まっている。
ファンとしては、長く楽しめるのは本当に有り難い。
・火星開拓した感◎
ゲーム終了時、荒地だった火星に緑地や海洋などの様々なタイルが配置され、世代を重ねて火星を開拓した達成感はテラフォーミングマーズならではと言える。
今回のプレイでは別途購入した3Dタイルを使用したため、更に満足度は高い。
仮にあまり火星開拓に貢献できなかったとしても、感じるところはあるはずなので、是非遊んでもらいたい。
【気になるポイント】
・ビギナーズラックなし!
初心者用の無茶強企業があるものの、カードやタグの種類など、覚えることは多い。
そのため、ビギナーズラックで勝つことは難しく、他のプレイヤー運が余程ない限りは不可能。
また、やり慣れたプレイヤーが多い中、適切なサポートなしに1人放り込まれると、何をした良いのか分からない内にゲームが終了してるなんてこともあるため、注意が必要。
初めてのプレイヤーがいる場合、プレイし慣れた方がセコンドについて、サポートして開拓の楽しさを伝えることに徹した方が良いと思います。
・直感派には向かないゲーム
テラフォーミングマーズは戦略の幅が広く、得点要素も多いため非常に悩ましくて面白いゲームです。
そのため、直感的にプレイできるゲームが好きな方には合わないかも。
また、後半になるほど手番中にできるアクションも増え、プレイ時間が長くなります。
そういう意味でも、軽く遊びたい方は苦手かもしれませんね。
【まとめ】
何度もプレイして何度も敗北してる本作。
プレイ回数=強さではないけど、遊べば遊ぶだけ沼に沈み込むような魅力があるのは間違いない。
気が向けば拡張のレビューも書けたらと思っています。
ご興味ある方は是非遊んでみては如何でしょうか?