kickstarter 2020年11月後半 気になるプロジェクトまとめ
ゲームマーケット2020秋も終わり、本格的に年の瀬が近付いた今日この頃、如何お過ごしでしょうか。
気になるボードゲームのラュシュが止まず、こんなはずではと困惑しているDuckです。
昨年の今頃、こんなにも気になる作品多くなかったように思うのですけどね。
興味の幅が広がったのか、はたまた私の感覚がガバガバになってるのかは不明ですが、気持ちを落ち着けるためにも11月後半の気になる作品をまとめたいと思います。
今回もTantrum House様(https://www.youtube.com/user/tantrumhousegames)の動画を参考にしておりますので、ご興味ある方は元動画も是非ご覧ください。
※出典の明記がない画像は全てBGGからお借りしています。
※記載された内容に誤りがあった場合、ご指摘頂けると助かります。
【Fly-A-Way】
プレイ人数:2~4
プレイ時間:45~90
メカニズム:Action Retrieval, Command Cards, Connections, Contracts, Events, Kill Steal, Network and Route Building, Race, Set Collection, Simulation
BGG Weight:不明
デザイナー:Quek Oon Hong, Nguyen Huy Hung, Lynette Lee, Simon Vincent, Iris Tang
アーティスト:Quek Oon Hong, Nguyen Huy Hung, Iris Tang
パブリッシャー:Tuber Productions
キャンペーン期間:11月20日~?
BGGURL:https://boardgamegeek.com/boardgame/319792/fly-way
野鳥保護活動家となって渡り鳥を助けるゲーム。
プレイ時間は45~90分と中量級。
参加されているデザイナーは5人とも今作が初めての作品のようです。
デザイナーがここまで多い作品も珍しいため、ゲームバランスをどのように取っていくのか気になるところ。
また、その中でもQuek Oon Hong氏、Nguyen Huy Hung氏、Iris Tang氏はアートワークも担当しています。
パブリッシャーのTuber ProductionsもBGG上では過去作を確認できませんでした。
そのため、支援する場合はプロジェクトが途中で頓挫する危険性も視野に入れた方が良いかもしれません。
ゲームは100ポイント獲得、6羽の渡り鳥を助ける、鳥カードを全て引ききることのどれかを満たすと終了条件を満たし、それまでに最も得点を得たプレイヤーが勝者となります。
ポイントの獲得方法は渡り鳥を助ける他にも、渡りの進路確立の手助けなどすることでもポイントを得られるようです。
BGG上の画像を見る限り、鳥カードには言語依存があるようで、少しだけハードルの高さを感じました。
コンポーネントはカード中心のようなので、プレッジもそこまで高くならないように感じています。
テーマ自体は割と好みなので、プレッジの金額が抑え目であれば支援を検討しても良いように思います。
【Carnegie】
プレイ人数:1~4
プレイ時間:90
メカニズム:Action Retrieval, Area Movement, Connections, End Game Bonuses, Follow, Grid Movement, Income, Movement Points, Resource to Move, Solo, Tech Trees, Turn Order: Progressive, Variable Phase Order, Worker Placement, Different Worker Types
BGG Weight:4.00
デザイナー:Xavier Georges
アーティスト:Ian O'Toole
パブリッシャー:Quined Games
キャンペーン期間:11月25日~
BGGURL:https://boardgamegeek.com/boardgame/310873/carnegie
参考:
Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%8D%E3%82%AE%E3%83%BC
アメリカを代表する実業家アンドリュー・カーネギーの生涯から着想を得たゲーム。
プレイ時間は90分と中量級ゲームのように思えますが、メカニズムの多さや後述するラウンド数を考慮すると、これにプレイ人数をかけた時間はかかりそうな印象を受けます。
デザイナーのXavier Georges氏は、『Troyes』や『Black Angel』の製作に携わっていた方です。
アートワークを担当するIan O'Toole氏は既にお馴染みではありますが、『On Mars』や『Escape Plan』などのラセルダ作品にも多く関わっているイラストレーターです。
Xavier Georges氏とは過去に『Black Angel』でもタッグを組んでおり、ファンからすると嬉しい組み合わせですね。
パブリッシャーはオランダのQuined Games。
側面が本の背表紙のようになっているマスタープリントシリーズが有名な企業で、『Keyflower』や『Homesteaders』も発行しています。
Kickstarterでは過去3回のプロジェクトを立ち上げており、どれも成功しているようです。
直近だと『La Stanza』のプロジェクトを昨年1月に実施しています。
https://www.kickstarter.com/projects/carnegie/la-stanza/description
こちらは地域によっては数カ月の遅れが出ていたものの、10月上旬には手元に届いていたバッカーもいたようです。
ゲーム中、プレイヤーは従業員募集、不動産への投資、輸送網の構築といった幅広い事業を20ラウンドに渡って実行し、勝利点を獲得していきます。
ラウンド中、各プレイヤーは4つのアクションから1つを選択して行動しますが、その選択を受けて他のプレイヤーが相乗りすることもできるようです。
メインボードを見ると各都市には工場や建物を表すアイコンがあり、これが投資できる不動産を意味しているように思いました。
また、ボードの上部には医療や学校を連想させるイラストがあり、もしかすると今作ではカーネギーが行っていたような慈善事業も勝利点として換算されるのかもしれません。
各プレイヤーの個人ボードもなかなか特徴的。
テックツリーの要素があるらしく、ボード上に乗せたタイルによって能力を開放していくっぽいですね。
また、個人ボードの横には各都市の描かれたアイコンが記されたタイルが配置され、この枚数で不動産を管理しているのかもしれません。
ここまでの画像からも分かる通り、今作は非常に豪華なコンポーネントと言えます。
これだけ豪華だとプレッジもお高いのではないかと予想。
何とか8000円以内で収まれば個人的に躊躇なく支援できるのですが、どうなのでしょうか。
何にしてもキャンペーンスタートが楽しみですね。
【まとめ】
今回は2作と結果的には少ないですが、例によって悩ましいですね。
とりあえず、フォロワーさん達の間で話題になっている『Carnegie』は要チェック案件なのは間違いなさそうです。
少なくとも調べれば調べる程に面白そうな雰囲気が伝わってきて、これは支援不可避と思えてきます。
とはいえ、今月は既に『Shogun no Katana』を支援済み、『Aqua Garden』を支援中とギリギリではあるため、そう簡単には支援し難いのも事実。
これは悩みの多い年末がやってきそうな予感。
相も変わらず、煩悩溢れるDuckなのでしたとさ。