初めての紙ペンゲーム〜Cartographers〜
皆さん、クリスマス当日を如何お過ごしでしょうか。
今日もお仕事や授業に向かわれてる方、お疲れ様です!
お休みの方、うらやま!
ちなみにDUCKは今日も明日も仕事でございます。
さて、本記事はぐら氏(@grapswiz)呼び掛けのボドゲ紹介 Advent Calendarの25日目用に書いた記事となります。
「何とかなるやろ」の精神で投稿を決意した訳ですが、素晴らしい記事の数々になかなかにプレッシャーを感じております。
さて、今回記事を書くにあたって、初めましての方も多いと思いますので簡単に自己紹介を。
私は1年前からボードゲーム関係の記事をnoteに投稿しているSN DUCKです。
主にKickstarter発のボードゲーム情報や日々のプレイ記録などを発信しています。
さて、本日は『Cartographers』について、書かせて頂ければと思います。
【Cartographersってどんなゲーム?】
プレイ人数:1~100
プレイ時間:30~45
メカニズム: Bingo, Grid Coverage, Line Drawing, Paper-and-Pencil, Solo
BGG Weight:1.91
デザイナー:Jordy Adan
アーティスト: Luis Francisco, Lucas Ribeiro
パブリッシャー: Thunderworks Games
BGGURL:https://boardgamegeek.com/boardgame/263918/cartographers
プレイヤーは女王からの勅令を受けた地図の編纂者となり、4つの季節を通して地図の完成を目指す紙ペンゲームです。
毎ラウンド、カードを1枚引いて、そこに描かれたマークの地形を指定された形状に書き込んでいきます。
各ラウンドの終了時、女王からの勅令を元に勝利点を獲得します。
これを春夏秋冬と繰り返し、最も勝利点の高いプレイヤーが勝利する、とてもルールが分かり易いゲームです。
このゲームは『Roll Player』の外伝的な立ち位置となっており、世界観も共通しています。
2021年には拡張『Cartographers Heroes』に加え、新マップの発行も決まっており、まだまだ楽しめそうな作品と言えます。
【紙ペンゲームとの出会い】
以前より紙ペンゲームには興味はありました。
一応、『Telestrations』は遊んだことがありましたけど、紙ペンゲームというよりは連想ゲーム的な印象が強く、あまり結び付いていなかったように思います。
ただ、買ってまで遊ぶかと聞かれると、そこまで遊びたいと思える作品もなく、ズルズルと過ごしていた訳です。
そんなとき、ゴールデンギークアワードのノミネート作品が発表となりました。
これは早速記事をせねばと色々と調べていく中で、『Cartographers』がソロとファミリーの2部門でノミネートされていることを知り、そんなに支持される程、面白い作品なのかと興味を持った次第です。
とはいえ、まだ日本語版も発売になっていない作品だったため、どうやって手に入れたものかと悩んでいたところに某ショップからの入荷情報が届いて、「これは運命が買えと言っている」と言い訳しつつ、即購入。
届いてから遊ぶまでは少し時間が空いてしまい、少し熱も冷めていた7月後半、やっと遊べるタイミングがあって、初プレイできました。
いやはや、これは面白い!
魅力については後述しますが、今まで遊んでこなかったのが悔やまれるレベル。
それ以降、面白そうな紙ペンゲームを見つけると、手に取る回数が増えたように思います。
【Cartographersのココが好き】
・箱庭感が好き
自分だけの地図をパズルを組む感覚で広げていけるのが楽しいです。
欲しい地形や形状が思うように出ず、頭を抱えながら地図を少しずつ広げていける悩ましい箱庭感最高。
・適度なインタラクション
箱庭系のゲームだと度々話題に登るソロっぽさを『モンスターの待ち伏せ』というカードが場に出ることで、隣接するプレイヤーに地図を渡して書き込んでもらう、お邪魔要素が見事に解消います。
ゲーム中に登場する『モンスターの待ち伏せ』カードは最大4枚なので、ガッツリとインタラクションがある訳ではないのも取っ付き易くで良いですね。
・ゲーム終了時の満足感
協力ゲームではない以上、ゲーム終了時には勝ち負けがある訳ですが、勝っても負けても完成した地図を見ると、そこにはストーリーがあって満たされた気持ちになれます。
場にプレイされるカードは同じなのに、完成する地図が異なるのは遊ぶ人の個性がよく見えて、とても素敵なことのように感じます。
・取っ付き易いかも?
ルール自体に複雑さはないため、割とどんな世代にも取っ付き易さゲームのように感じます。
勝利点を得るためには計画的な配置が求められるため、ちょっと難しいように感じる方もいるかもしれませんけどね。
【まとめ】
如何でしょうか?
少しでも『Cartographers』の面白さが伝わっていれば幸いです。
まさか私がこんなにハマるとは思いませんでした。
できれば来年はもう少し紙ペンゲームに手を出したいところ。
例えば、Garphill Gamesの新作『Hadrian's Wall』とか気になります。
まだ発売されていないので実際はどうか分かりませんが、BGG Weight 4.0の重量系紙ペンゲームとかヤバ過ぎませんか。
後、学生時代を追走する『四畳半ペーパー賽系』もテーマ的に遊んでみたいですね。
森見登美彦氏の『四畳半神話大系』がモデルになっているらしく、そういう意味でも気になっちゃいます。
買ったは良いですが、まだ遊べていない紙ペンゲームも実はいくつかあります。
例えば、PnPとして販売されていた『Shadow of the Obelisk』。
テーマ的にも刺さる作品なのですが、なかなか人数が合わなくて寝かし続けてる作品です。
後、ゲームマーケット2020秋で購入した『マドリーノ』。
こちらは年始には遊べたらと思っています。
自由な時間が足りないと不平を漏らすDUCKなのでしたとさ。
ではでは、今回はこの辺で。
この記事を最後まで読んでくださった皆様にとって、本日が素敵な一日でありますように。
メリークリスマス!