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涙のクリームソーダとチョコレートパフェと笑うレモネード
今年の6月、
何十年か振りに東京へ行った。
友人の会社の周年パーティーに参加するため、19歳の娘とおめかしをして、虎ノ門にあるホテルの54階から東京タワーと東京を眺めた。
初めて五つの星を格付けされたホテルへ
連日の風呂上がりのフェイスパックで毛穴まで整え、いざ出陣じゃ。
パーティーへの参加の目的の大半は、
美味しいご飯と美味しいお酒を浴びる(ほぼ下戸寄りだが酒は好きだ)こと、、
それより
あなたには価値がある
ただいるだけであなたには価値がある。
それを言い続けてくれていたのは
母だ。
私には
3つ上の姉と359日上の兄がいる。
兄は4000gを超す体重で生まれたので、
359日後に3200g程で生まれた私は
「お母さん!もういきんじゃダメーー!!」
という、看護師さんの叫びの中
勢いよく出て来たらしい。
超がつくほどの安産を成し遂げた母は
時間が経つにつれ、
回復も早かったようで、
「あぁ
母が死ななかった理由は、私が時をためることだった〜喪服選び編〜
母は死ななかった。
「いつどうなってもおかしくない状態です。ですので、いつでも連絡が取れるようにしておいてください。」
そう父宛に病院から連絡が来ても、
幾夜が過ぎても、
母は死ななかった。
それから、もう、1ヶ月以上が過ぎている。
「肺の炎症が治らないから、抗生剤を投与しているけれど、一定期間を過ぎたら投与はできません。後は本人の体力がどこまで持つか...」
「病院から、まー、そ
やりたいように生きてみろと老犬は吠えて甘えて忙しい。
東日本大震災が起きて
その翌年
宮城県から実家に柴犬がやって来た。
名前は
BRAVE。
「勇敢な」と、父が名づけた。
名の通り、
とても勇敢に立ち向かう姿を、毎日何度も見せてくれる。
老犬であるが故の、
見えないとか、気づかないが日々の7割くらいを占めているようにも見えるが、何かの気配に気づいてしまったら本能が掻き立てられる、習性というやつが、とにかく魅力的。
犬種の特性で
縄張りを守
今宵あなたに好きと言えたなら
あなたは
遠い星を輝かせて
私に返事を聞かせてくれるだろう
今宵あなたを待ち侘びて
眠ってしまったら
暑い暑いと寝返りを打つ私に
窓の隙間から
少しだけ
風を吹かせてくれるだろう
今宵あなたに会いたいと
願ったら
たしかに今ここに
人の気配がしたんだもん!
絶対に誰かいたはず!
と、私に言わせて
不思議な人だと
誰かを笑わせ
あなたを思い出させるだろう
今宵あなたのことを
想ったら
いつまで
いつもは当たり前にわかっている電気のスイッチが、今日はどちらが洗面所でどちらが風呂場かが混乱。一か八かで押した方が娘が入っていた風呂場だった。咄嗟に扉開けて謝罪。「目瞑ってたから大丈夫!目瞑ってたから大丈夫!」と洗顔中の閉眼の娘。やさしいは目を合わせなくとも伝わるのね。
あの時の父への果たし状は、世界一のラブレターが父に届くための伏線だった。
父、御年73歳。
父と書いてその名もMr.ポジティブ。
その男、数年前から20も30も、更には50歳以上も年の離れた年下の友達ができている。男女問わず。人類みなきょうだいのポテンシャル。相手になんと思われても構わない。共に笑い合えば友達だろ?の、とにかく前向きな男で。
先月も新しくできたカフェに、朝の7:00に、まだ出逢って24時間も経っていない友達を呼び出して、モーニングってやつをしていた
大丈夫だから、かっこよく堂々と生きなさい。
「こんなことってあるんですか!!」と、思わず声に出してしまうような、とびっきりベストなタイミングで目の前にきらきらと輝きが降り注ぐようなことが起きることがある。
きらきらとした輝き。宝石のダイヤモンドではない。どちらかといえばダイヤモンドダストの方。ありゃあ、いつか目の前で見てみたい。
そんなダイアモンドダストが目の前に広がるようなそんな奇跡の時が訪れた。
ふと仕事で訪れた場所で、そこにいたお