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TCCフォトマッチ観戦 19.09.22

TCCとは、フォトコンと風景写真という写真雑誌2紙による写真のチーム対抗戦。チームチャンピオンズカップの略。
今年で三回目になるTCCの全国大会決勝戦が毎年恒例長野県茅野市の茅野市民館をメイン会場として開催されるので観戦に来た次第。

5人1組のチームが、昨日の昼から日没まで、今日の日の出からつい先程まで、長野県を舞台に、定められた時間内に撮影された作品の優劣を競うという対抗戦。
昨日のんきに諏訪大社を参拝している間に参加者による死闘は繰り広げたれていたわけです。そして、生憎の曇天から雨という空模様。この厳しい条件下で16チーム80名がどんな写真を撮ってきたのか、そのバトルがまもなく始まる。

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諏訪を代表する木遣り唄から茅野市長の開会の挨拶でバトルが開始される。
順に出されたチームの写真を審査員が優劣をつけて判定していく。5人1組なので先に3勝したチームが勝ち。誰をいつ出すかはチームリーダーの采配。どの写真を使うかは選ばれし対戦者の判断。全ては昨日から今朝にかけて撮られた写真。全国の予選を勝ち上がってきたアマチュア風景写真家の写真は悪条件だったというのに見ごたえがある。

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そういう状況下で撮られた写真っていうのは、撮影者の意識というか思い込みというか、これは自分だけが撮った特別な瞬間や特別なものと思って対戦のテーブルにあげると結構同じような写真だったり、それが次から次へとだったりすることが面白かった。結局自分だけの特別なものなんてなかなか存在しないということで、自分がいいと思ったものって他人もいいと思っている。だからいい写真なわけで自分だけがいいと思っている写真なんて共感のない写真ってことになるのだろうし。

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いいなぁと思う写真っていうのは大部分の共感とほんのちょっとの個性なのだろう。それが今回の最大の収穫だったかもしれない。

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決して恵まれてたとは言い難い環境の中撮影に望み、素敵な写真を見せてくれた参加バトラーの皆さんには勝ち負けに関係なくエールを贈りたい。
TCC面白そうだけれども、参加に際しての最大の難関は5人の仲間を揃えることだったりして(笑)

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ということで、今回の写真はTCCのルールに則り、ノートリミングノーレタッチで(笑)。
手を抜いたわけでは有りません!

TCC、詳しくは今月号のフォトコンを御覧ください。





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