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【東京都江東区】浮世絵を歩く 名所江戸百景第56景 大川端萬年橋 を歩く 24.06.23_14:40

 隅田川を江戸時代はなかった清洲橋で渡った先、小名木川にかかるのが萬年橋。

 今も昔も同じ場所で同じ名前だ。

 ただ、今ではガッチガチの鉄の橋だが当時は当然、関東大震災までは木造だった。

 震災には耐えたらしいが老朽化に伴い今の橋にかけかえられた。

 江戸時代、橋の北詰に小名木川の船番所あったそう。

 小名木川は荒川とつながる、江戸の物流を支えた運河。

 江戸時代は、運河を舟で行き来しなければ、馬に荷駄を積むか、人が大八車を押すしか手がない。

 舟は唯一の大量輸送手段。なかなか取り締まりも厳しかったのだろう。

 萬年橋を北斎は富嶽36景で見事な太鼓橋として描いているが、今回は触れない(笑)

 ただ、この橋に関しては、北斎に軍配かな?

 亀はどうしたものだろう(笑)

 この橋、今現在、小名木川の水門の外だというのが少し気になる。

 俳人松尾芭蕉はこのあたりに住んでいたらしい。

 それはまた、次の記事で。

 



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