【長野県南木曽町】旧中山道宿場妻籠を歩く 22.01.22_10:0
先週末、木曽義仲と奈良井の宿場を散策してすっかり木曽づいてしまった。
雪深い感じが出張滞在中の伊那とは全然異なり、新しい発見だらけという事態。
そんな木曽の宿場を今日は足を伸ばして妻籠を訪ねたが・・・。
奈良井と異なり妻籠は駐車場代を取るのか・・・だいぶ天狗だな。
500円ポッチだけれど、こんな山の中で駐車場代取るかなぁ・・・。
繁盛期には人でごった返すのだろうか?
こんな閑散期にまで同じ金を取られるとちょっと嫌な気分になる。
遠回しにありがたい客とは思われていないのか?
見渡す限りガラガラの巨大駐車場で思ったこと・・・。
妻籠宿はいい雰囲気です。
コロナ禍で本陣も博物館も公共のナンタラとかいうものは皆休館中だったけれども。
先日訪れた奈良井と異なり、人の生活感がするんです。
宿場の表通りが全部商業施設ではないところがいい。
暮らしてるんですよ今もここで。
スーパーもコンビニも、見渡した限り医者もないようなところで。
でも、10昔ほど前は(笑)宿場町。
このあたりでは一番繁栄していたところなんだけれど・・・。
妻籠は全国で初めて街並みを保存した宿場だそうだ。
隣接する馬籠宿はいつの間にやら岐阜県になっているから、ここが木曽路最後の長野県。
先見の明だね。
広重が描いた木曽街道の浮世絵でも妻籠はちょっと手抜き感を感じるのが残念。
何しろ山の中、そんな扱いだったんだろうな。
歴史的に見ると、妻籠は中山道と飯田街道の追分に当たるそうだ。
これだけしっかり宿場町が残っていると歩いていて楽しい。
いつ木枯し紋次郎が飛び出してくるか、胸がどきどきする。
サイコロ賭博はどこで開催されていたんだろう?
路地を見つけるとそんな事を考える。
インターネットは使えるのだろうか?テレビは?
手持ちのPocket WiFiはつながったけれど・・・。
しかし、本陣や脇本陣が見られなかったのは痛かったなぁ。
ここもまた、季節が良いときに泊まってみたい宿場の一つだ。
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