【神奈川県鎌倉市】文化の日、北鎌倉散歩 鎌倉五山第二位、円覚寺宝物風通し 24.11.03_13:00
秋も深まる文化の日。
北鎌倉では建長寺、円覚寺で宝物風入れのイベントが実施中。
ということで、建長寺の散策を終え、バスで北鎌倉駅まで戻って円覚寺散策です。
宝物風入れ建長寺散策の模様はこちらから
バスがなかなか来なくて建長寺で定刻45分遅れのバスに乗ってイライラが募ったのは黙っておこう。北鎌まで歩いてればついたじゃん。だめだな休日の鎌倉のバスって。
円覚寺派鎌倉五山第二位の古刹。
北鎌倉の駅から近く鎌倉では大好きな寺院の一つ。
鎌倉は巨大寺院と言っても京都や奈良にあるような国家が全力で建てましたという寺院とはちょっと趣旨が違うから、規模で圧倒されるようなことはない。
ましてそれぞれの寺院に鎌倉時代の堂宇がどれほど残っているかと言われると、多分殆どないのも事実。
それでも鎌倉の中心から外れたこの地に、執権北条氏が国家安泰を願って建てたであろう精神は伝わってくる。
そして、時が静かに流れているから好き。
そんな円覚寺の宝物風入れ。
大方丈では建長寺同様書や掛け軸が所狭しと並べられて虫干しされている。
ただ、円覚寺の本気の宝は国宝舎利殿にほかならない。
神奈川県では唯一の国宝建築。
長谷の大仏は・・・建築物じゃないよね・・・
鎌倉時代当時の面影を残す建築物です。
軒の反り立ち具合がいかにも鎌倉期の建築。
普段は遠く仰ぎ見るだけの建物が、文化の日には公開される。
ほぼ同じレプリカが、馬車道の神奈川歴史博物館にあるのだが、やっぱり本物は違います。
ベタベタさわれないのは残念だけど。
このシルエットを拝めるだけで、文化の日って感じがする。
ただ、円覚寺の拝観料とは別に特別拝観料300円が必要・・・
そんな円覚寺には弓道場を併設した閻魔堂がある。
今の時代、地獄のサターンも金次第ですわ。