【横浜市西区】横浜能楽堂木の貯水槽・舞台裏見学 23.11.03_13:15
横浜能楽堂の木の貯水槽・舞台裏の見学会に参加した。
能楽堂の見学会に参加するのはこれで2回め。
以前は、能舞台見学だけだったが、今回は舞台裏と木造の貯水槽が見学できるとか。
貯水槽を木で作ったからどうした?とも思ったのだけれど・・・。
能とか狂言とか言われると、どこか怖気づくところがある。
伝統芸能の深さからくる怯えだったりするのだけれど、何しろこちらの無知が明らかにされてしまいそうで。
能なんて小学校の授業で体育館で見て以来かもしれない。
鎌倉でも薪能など行われているのは知っているが、夜のその時間はお酒を飲む時間なので・・・実際は料金もそこそこかかるし。
一般人が意識高い系を気取るにはすこしハードルが高いわけです。
大きな神社などには能舞台など設えられているところもあるが、どう見ても場違いな感じがするので、
お殿様の手慰み程度が認識だから。庶民には遠い存在なのです。
なので、能舞台の建付けの説明を受けても新鮮。
客席の説明を受けても新鮮。
楽屋裏をのぞかせてもらっても新鮮。
まして、木造の巨大な貯水槽だなんて。
こんなものを木造で作るあたりが横浜の余裕なのだろう。それは私の住民税だ。
普通の貯水槽と何が違うのだろう?見学だけでなく、水の飲み比べでもすればよかったか。
この後、横浜能楽堂は建て替えのため2026年の6月まで休館に入った。
しばらくはランドマークプラザに仮拠点をおいて活動をするらしい。
伝統芸能の圧を受けっぱなしの見学会だった。
こういうものの見学が似合う大人になれればよかったのだが。
夜な夜な焼酎煽って悦に入っているオヤジには、異次元の世界観だなぁ。