■【横浜市中区】横浜山手へハロウィン散歩 はずはイタリア山庭園から 23.10.28_10:30
ハロウィンというイベントがが今のように日本にまん延したのはいつ頃からだろうか?
ガキの頃にはこんな風習はなかったはず。
バブルの頃からかなぁ?
あの頃、背伸びをした日本中が西洋にかぶれていたから。
だからかな、ハロウィンに違和感を感じるのは。
親の世代にとってはクリスマスも同じ様な感覚だったんだろうか?
ガキは楽しくやっていたけれど、違和感アリアリだったんだろうなぁ。
そんなハロウィンを楽しむためにハマの山手の丘に取り憑いた。
何しろここは文化財級の洋館が立ち並ぶエリア。
おかしな仮装をする連中は少ないけれど、正当ハロウィンの飾り付けを楽しむことが出来るから。
というわけで、散策はイタリア山庭園から。
明治のはじめころ、イタリア領事館が置かれていたことから名前がつく庭園にはブラフ18番館と外交官の家が移築され、薔薇の季節には姉妹都市リヨンから送られたバラが咲き誇る。
山手の丘的には最端部ではあるけれど西洋文化を強く感じることが出来るエリア。
最寄りの石川町駅からは坂が厳しいけれど、今日はバイクでスタコラと。
当然、昔は根岸線なんてなかっただろうが、こんな場所でイタリア人たちはどんな暮らしをしていたのだろう?
おエライさんは馬車だろうか?人力車という手もあったのかな?
下っ端の人たちはどうしていたのだろう?
見晴らしはいいのだけれど、その分港との行き来は大変だったろう。
この高台から、明治の日本人たちを笑ってみていたのだろうか?
シルクは魅力的に映って見えただろうか?
明るい彩色のブラフの館と重厚感を感じる外交官の家が対照的で、飾られたかぼちゃの装飾も全く違う趣。
飾り付けの妙なのだろうけど、こういう違いを比較できるのも楽しいものです。
とりあえず住むのならブラフのほうがいいけれど、カトリックの司祭になるきはサラサラないが・・・アーメン。