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三浦の冬の風物詩 大根干しが始まった 松輪漁港で刺身定食の贅沢ランチ 20.12.20 14:00


三浦の漁港といえばマグロの遠洋基地として有名だが、リアス式の半島には有名無名に関わらず小さいながら港がいくつかある。
それは、マリンクルーズのためのものから近海漁の漁港まで様々。

今日訪れた松輪はそんな近海漁港の1つなのだが、東日本1のブランドサバの港としても有名だ。
西の関サバと並び称される松輪のサバ。ブランドってなんだろうと思わざるを得ない。


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同じようなところで、同じように漁をして、松輪に上がれば松輪のサバで、隣の漁港にあがったらそうではない。
関サバもそうなのかな?秘伝の加工方法があるのなら別だけれども、鄙びた漁師町、到底そんなことをしているとは思えない。流通に秘密があるのだろうか?市井のしがないのサラリーマンとしては、近くのの漁港に上がった同じようなところで暮らしている安めのサバで良いんだけれども・・・。
イメージ戦略で勝ち取ったブランドだとするのなら、広告代理店の仕事が減らない理由が透けて見える。あべのマスクの配布まで広告代理店だから・・・。
本当は味が違うのかもしれないけれども、グルマンだけれどもグルメじゃないので、正直、細かい味の違いなんてわからないんだよなぁ。


今日はそんな松輪の漁港にある漁協が運営する食堂でランチをとることにした。
本当は近所の宮川港というところにある「まるよし食堂」でハバノリの朝食を食べる気満々だったのだけれども、コロナ禍のせいなのか営業していなかった。三崎でマグロでも良かったのだけれども、折角なので松輪まで来てしまった。


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最初から漁協の建物だったとは思えない派手めな建物一棟が食堂。
お食事は2階。コロナ禍のためなのかいつもそうなのか?階下の階段前でノートに名前を書いてエントリー。順番に呼ばれるのを一回のエントランスで待つシステム。

ノートの順番は先頭。あまり待たずに名前が呼ばれ、食堂フロアーへと階段を上がる。踊り場での手先の消毒も忘れずに。


階下の順番待ちの間にメニューは見きった。
すでに注文するものは決まっている。
コロナ禍のため間隔を広く取ったテーブル。店内に降り注ぐ岬の陽光のため明るい店内。贅沢の極み。そんな店内でテーブル独り占めは申し訳なくなる。


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そして頼んだは「お刺身五種の定食」+「アラ汁」。
定食2300円とアラ汁300円の所を味噌汁をアラ汁にチェンジなので300円が150円に。
松輪なんだからサバをたのめというところだけれども、ちょっと高くて手が出ない。
ブランド物にはつい手を出しそびれる生活習慣病。染み付いた庶民暮らし恐ろしい。というか、ホントに高価だったので。大根のついでではなく、しっかりとサバ目当てで来たときに考えよう。


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そんなに待つこともなく提供された刺し身にアラ汁。
刺身は流石にうまいけれども、刺し身なんて今どきどこで食べてもそんなに変わらないかな?
進化した流通がせっかくの名物を台無しにしていく。刺し身なんてよっぽどでなければどこで食べてもそんなに変わらないものになってしまっている。
折角小さい漁港が一所懸命営業しているんだから、そんな事を言いたくはないけれども。


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今度はもう少し落ち着いて、お一人様ではなく楽しい食事を味わいに来たいな。
その時は松輪の漁港も散策したい。
せっかくの良いところなのだから。
しかし。ブランドのイメージって凄いね。





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