2020渥美清の命日に葛飾柴又散歩 葛飾柴又散歩 まとめ 20.08.04
渥美清の命日の葛飾柴又散歩。
今年も猛暑の中訪れることができた。
葛飾柴又は東京の東の端。
神奈川に住んでいるものからすると、絶妙な遠さが足を遠のかせている。
それは、東京の西の方に住んでいる人にもおしなべて言えることだろうし、
映画で有名なロケ地だけれども、思いの外見どころ少なめってところも原因の一つだ。
そんな微妙な不便さがあるからこそ、昭和のいい雰囲気が今も残っていられるのかもしれない。
下町の人情とか言う割に、影に日向にあんなに世話になったであろう渥美清の命日に街中が何も触れていないってところが毎年のことながら納得がいかないポイント。
人々が忘れても、柴又だけは忘れないみたいな、気骨はないみたい。
そのくせ、土産物屋の店頭には寅さんのパネルがはられていて、ロケ中にくつろぐ姿などを映しては商売しているくせに。
現代とはそんなものか。
吉永小百合の映画で、大麻で逮捕された伊勢谷なにがしが出ていることを、映画会社が作品と本人は別物とコメントを出して何食わぬ顔で通常上映しようとしているけれども、今の世の中はそんなものなのかな?
下町の人情に触れに行っているはずなのに、逆にいいのかこんなことでと反面教師を見せられて、不思議な感覚で帰ってくることになる。そのくせ毎年足が向く。不思議な魅力があるのかな?この暑いのに。
最近、矢切の渡しも超えていないなぁなんて思う。
渥美清の命日に訪れると、ここのところ天気に恵まれ毎年猛暑の日ばかりなので、どうしても千葉に渡る気になれないのだが、今度涼しい季節に来てみようかな?
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