【神奈川県平塚市】三年ぶりの七夕まつり 昼 22.07.08_17:00
コロナ禍以来、三年ぶりに平塚で七夕祭りが開催されるというので、酷暑のさなか訪れてみた。
平塚の隣町、茅ヶ崎で育った自分にとって平塚の七夕って特別なイベント。
いいことも悪いことも大人の裏事情を教えてくれたのは七夕まつりだった気がする。
茅ヶ崎と違って相模川向こうの平塚は宿場町で工業地で、昔からそこそこな歓楽街が発展していたから、街の雰囲気が全然違ったんだよね。その代わり、平塚には海水浴場がなかったんだけど。
健全で品行方正な茅ヶ崎市民からすると平塚って・・・
そんな平塚の七夕まつり。
しかも70回の記念ぶり。特別なお祭りです。
つまり、戦後の復興が目的だったんだよね。
竹飾りはお金がかからなそうだから、いい方法を見つけた。
年々続ければ、だんだん派手になる。
積んだ歴史が70回だ。
残念なのはテキ屋を締め出しての開催だということ。
コロナを理由に健全化にかじを切ったのなら、もう来なくてもいい気がする。
テキ屋の屋台がないから歩きやすい、竹飾りが見やすいのは確かだけれど、すべての毒を排除したら、楽しさは半減だ。
やっぱり祭りは裏と表があってこそ。
テキ屋のいかがわしさを知らない子どもたちが社会へ出たら・・・
いかがわしさも教育だと思うんだけど。
寅さんの職業が何なのか?知る子供たちはやがていなくなるのだろう?
それより寅さんが通じないか・・・バナナはスーパーで言い値で買うものだ。閉店間際は割引だけど。イイね。
祭りの開催期間も、土日優先で7月7日なんて関係なく無菌で健全。
最近の日本人が疫病に弱い理由が、竹飾りの隙間から垣間見える。