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鶴岡八幡宮例大祭 鎌倉オヤジの朝食はあさくさ食堂で決まり 19.09.14 08:27

今でこそ小洒落たカフェや料理屋が増えたけれども、少し前まで鎌倉は食の孤島だった。
もっとも、今でも朝食を食べられるようなところは極めて少ないし、夜に落ち着いて飲めるようなところもあまりない。
東京、横浜からの日帰り観光客で持っている鎌倉という街がそうさせていることはわかっている。
昼間にあんなに居た観光客も夕方をすぎると激減することを見ていると、観光客商売の店主としてやっていくことも大変だろうとは思う。

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そんな鎌倉に、昔から昔ながらの食堂として存在するあさくさは、オヤジの聖地。しかも、鎌倉では珍しく早朝から営業していて、大概の観光客と時間をずらして見物したいなぁと思うときにはかなり重宝させてもらっている。

鎌倉らしく不思議なほど時間が止まった定食屋。水もセフル、席も都合のいいように案内のおばちゃんが全部決める。そんな定食屋が大好きなのです。

早朝の八幡宮の参拝を終え訪れたあさくさはいつもと同じ店構えに雰囲気。おばちゃんに決められた席についてメニューを眺めていると、マスターが連売に買い出しに行っているから調理はちょっとまってねというおばちゃんの声。早朝営業じゃ買い出しも時間内にいかないといけないわけで、その苦労痛み入ります。

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しばらくして戻ってきたマスターいわく、今日は大船渡からサンマが入っているよとの声。
気分はすっかりハムエッグだったのだけれども、思わずそれにサンマを追加してしまった。中々の商売上手だ。

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若干仕事が遅いのが玉に瑕だけれども、ハムエッグダブルの定食に秋刀魚の塩焼きがついて1100円という金額は驚きのコストパフォーマンス。
これにサンマがなかったらと考えると、ますます驚きの金額であることはご想像ください。

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味噌汁が鎌倉野菜満載で満腹の満足は間違いなし。
小洒落たカフェで、つましやかな飯をくのも良いのかもしれないが、やっぱり昭和のオヤジの朝食はこれくらいのボリュームがないと1日が成り立たない。
とはいっても、浜降式の見物を終え、八幡宮の参拝も終え、後は帰るだけなのだけれども。

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これと言って、何がうまいとかそういう問題じゃないのだけれども、コストパフォーマンスと昭和の雰囲気に早朝営業。
鎌倉ランチのリピート率は格段のあさくさは、オヤジが愛する食堂なのです。



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