[自粛六尺] 外出自粛で近所散歩の日々。お陰でいろいろご近所博士だ
中国の春節以降、日本の水際対策がなっていなかったのか中国の秘密主義が悪いのか、日本にも未曾有のコロナ禍が襲ってきた。
外出の自粛が叫ばれ、仕事はリモートワークを強いられるようになる。やがて緊急事態宣言となり、人との接触が完全に否定されるようになる。
近所の散歩とスーパーへの買い出しだけが社会に認められた外出先となった。
散歩、散歩、散歩。
散歩だけが楽しみになり、改めて近所を見直すことをさせられる。
横浜の三ツ沢の高台に住む身。どこに行くにも歩くとなるときつい階段か坂道を上り下りしないとならない。
おのずと、近所になればなるほどバイクや車での移動が主になっていた。人より幾分大きめの体が重荷にもなっていたが。
歩かないと有るか無いかわからないものがある。
人間の発見力っていうものはやっぱり歩くスピードがMAXなのかも知れない。
ここにこんな物があるのか。あそこはこうなっているのか。
そんな発見がただただ嬉しかったり楽しかったり。
こんな朝からランニングしている人がいる。犬の散歩をしている人がいる。
この人達にとってはこれが日常なのだろうか?
コロナだろうが無かろうが、人生人それぞれだ。
つまらないただの近所にもそれなりの発見がある。それはそれで悪くない。
つまらない人生にもなにか面白い発見がないだろうか・・・(爆)
人生に発見がないのは急ぎ過ぎているのかもしれない。一歩一歩、歩く速度で地道に行かないといけないのだろう。
早朝の光のきれいな時間は特に貴重だ。
外にあまり人のいない時間を狙っての散歩だから。それもそれで悪くない。
おかげで最近ご近所博士。
それが今回のコロナ禍の唯一の良いところかな。それこそ悪くない。
疫病による緊急事態宣言か・・・映画の中だけの話だと思っていた。
人生の後半戦。いい経験になった。