お江戸日本橋散歩 絶品老舗の親子丼に舌鼓 玉ひで 21.03.06 12:15
老舗が軒を連ねる日本橋。
そんな一軒にお邪魔した。
玉ひでは創業宝暦十年から続く老舗の鳥料理屋。
親子丼の・・・といえば関東の人なら名前くらいは聞いたことが有るはず。
実際に食べたことがある人が聞いたことが有る人に比べて激減するだろうけれども、江戸時代から続く歴史はただ事ではない。
自分だってなんだかんだ言っても過去に数度、昼のランチでしか利用したことはない。
精一杯背伸びをしてそんな感じですわ。
折角の日本橋散歩なので、そんな玉ひでの親子丼を久しぶりに食べたくなって行列にキューイング。
このご時世に小一時間は待っただろうか？
もうすぐ入店って頃合いにどこからか物凄いカレーの匂いがして心が折れそうになった（笑）
店内に入る。靴を脱ぐ。下足番がいる。老舗だわ。
入り口の御用で注文前払い制。
注文したのは極意2800円と玉子焼き300円。ビールは遠慮しておいた。
名前からしてビビる極意とは、親子丼の伝承割り下、最上空の軍鶏熟成ささみと真空もも肉・低温むね肉と烏骨鶏の卵とで食べるというもの。
贅沢な極みだ。
カードとパスモとスイカは使えるが、電子マネーは駄目みたい。
歴史を感じる階段を上がって二階の客席に通される。
しばらくして、軍鶏だしスープと玉子焼きが来た。
スープがうまい。玉子焼きの出汁が濃い。
やがて真打ち登場。
丼の蓋を開けるときの高揚感と言ったら・・・。
口に運んで改めて納得。
軍鶏の歯ごたえが半端ない。
玉子のとろみが絶品。
めちゃくちゃうまいのはわかるのだけれども、お値段もそこそこ。
老舗の雰囲気にうまい親子丼だから当然の値段なんだけれども、高くていまいは当たり前だろうと思う小市民。
老舗の良さもその程度の認識では猫に小判。豚に老舗の親子丼。
一人で食べるもったいなさなり・