横浜山手西洋館のクリスマス 窓辺の光 19.12.08 11:59
山手西洋館世界のクリスマス2019のクリスマス飾りはまぁまぁだったが、西洋館というとやっぱり窓辺の光が特別です。
昭和のオヤジにとって西洋館っていう憧れに近い建築物に差し込む光だからだろうか?
なぜだかいつも魅了される。
日本建築だと、障子越しとか格子越しとかっていうことになって、なかなか光自体を楽しむってことにはならない。
下手をすると影がメインで、中に若干光明があるかないかみたいなものだ。
社交的な西洋人と内向的な日本人っていうのは、そういう建物に育まれた結果だろうか?
もっとも、最近は日本の住宅も西洋化の風が強く、畳のない家もたくさんある。
当然障子なんていうすぐに破れて修繕に手間がかかるようなものは敬遠される。
そうやって文化に合わない建築物の下で暮らした人間がどうなるかと言うと、パリピとか自称するおかしな社交性と、いい年こいて引きこもりなどという極端な二極化に現れたりしているのではなかろうか。
二極化のどちらが良いとか悪いとかよくわからないけれども、イベント日になると渋谷の交差点で非常識にはしゃぐ若者とか、引きこもりがにっちもさっちも行かなくなって犯罪に走ったりする若者、いや、これはもはや若者だけにあらずなのだが・・・のを見ていると、どちらにも誰か将来について語り合える仲間がいなかったのだろうかと思わずにはいられない。
西洋館の妙にキラキラとした光が正義だとは思わないが、これを見ていると輝かしい未来が待っているような気がしてくるんですよ。
横浜の西洋館なんて、本国を遠く離れてはいるけれども、そこそこお金持ちのお宅の建物。憧れと羨望の眼差しは当然なのだろう。
しかし、良い光だなぁ・・・・。
関係ないけど、きっと戦争しても、西洋人には敵うまい。根本的なところで何かが違う。
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