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渥美清の命日に葛飾柴又散歩 帝釈天の裏の顔 19.08.04 13:11

8月4日、渥美清の24回目の命日に合わせて葛飾柴又散歩。
男はつらいよの舞台として有名な帝釈天なのだけれども、映画に映る表の顔と違って見事な裏の顔が有るのです。

裏の顔って言ったって、裏社会の連中を相手に裏営業をしているってわけではなく、至ってまっとうな話。当然テープは回して結構です。
二天門から正面に見える帝釈堂(こっちが本堂でないっていうのは知られてはいけない裏の話かもしれないが)の堂宇の周囲を取り巻く法華経説話をモチーフとした彫刻の見事さ。一枚板への立体彫刻は見事の一言。

これをまぁ、どれだけの工数をかけて・・・と言ってしまうとそれまで。信心信心。ひとノミ人ノミ刻み込まれた彫刻の数々。ものすごい。

巨大な帝釈堂をぐるり取り巻いているんだから、堂宇の中にいるとどれほど徳が高くなるのか・・・。
正直中にいるときには感じなかったけれども。

そして、本堂奥には 邃渓園と言う庭園が。
酷暑の日、庭園の日陰のベンチに腰を掛けて水の流れを見ていると回遊式の庭園だと言うのに動けなくなる。
江戸最後の名庭というのが触れ込み。キャッチも悪くない。

広大な庭園に取り囲む客殿に渡り廊下。
帝釈天、さては儲かってるなぁ。と察しが付く。

でも、庭園・彫刻ギャラリーで大人400円。
決して高いとは思わないけど。



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